Dec.3週/一旦寒気緩む 4週/クリスマス寒波へ
【12月第3週(12/10~12/16)のお天気予測とMDポイント】
一旦、寒気が緩む
この週末は北日本の日本海側だけでなく、
西日本の平野部でも雪の便りが続々と届いた。
8日(土)~9日(日)の2日間だけでも、
西日本の平野部を中心に、
17の気象台で初雪を観測した。
全般におおむね10日前後早い。
また、北陸から北の日本海側の各地では、
12月上旬としては記録的に多い積雪となった。
今回の冬型にともなう強い寒気は10日(月)が底。
今週は徐々に気温は上向く。
強い冷え込みは緩む。
週後半の気温は全国的に平年を上回る陽気となる。
気温差のギャップでかなり穏やかに感じそう。
大掃除や、クリスマスに向けての買い忘れがあるなら、
今週末のうちに済ませておくことをおすすめしたい。
ただ、太平洋側の各地は、
週末から来週はじめにかけて、
天気が崩れる可能性もあるので、
大掃除は天気次第といったところ。
14日(金)は「ふたご座流星群」のピークを迎える。
1月はじめの「しぶんぎ座」、
8月の「ペルセウス座」と並ぶ3大流星群の1つだが、
年によって見られる流れ星の数のばらつきが小さく、
安定して多くの流れ星が観察できることから
最もポピュラーな流星群として知られている。
しかも今年は、前日の13日が新月で、
月の光による邪魔がほぼないため、
観察条件は最高である。
当日、晴れ間が期待できるのは
東日本の太平洋側が中心。
是非、星空を眺めてみてはいかがだろうか。
もちろん、ピーク時に比べればやや量は減るものの、
前後数日程度はたくさんの流れ星を観察できるチャンス。
【12月第4週(12/17~12/23)のお天気予測とMDポイント】
クリスマス寒波へ
週後半頃からまた西日本~東日本中心に
強い寒波が流れ込む予想。
クリスマス寒波襲来。
北日本にとっては、例年どおりの規模。
駆け込みクリスマス商戦は活況の見通し。
ただ、東北日本海側~山陰地方では暴風雪に注意。
2010年のクリスマスには、
福島県会津地方での記録的大雪の影響で、
車が道路上で長時間にわたって
動けなくなるという被害が発生した。
ちなみに2010年のシーズンは、
年末年始にも山陰で車約1000台の
立往生被害が発生している。
<By 常盤勝美>