Dec.5週/クリスマス寒波 Jan.1週/幾分穏やかな正月
【12月第5週(12/24~12/30)のお天気予測とMDポイント】
クリスマス寒波、到来
週半ば頃にかけて、
クリスマス寒波の影響で全国的に
12月として記録的な寒さとなる。
北海道や東北~北陸の山間部では、
12月としては記録的な雪及び
低温の記録となるところもありそう。
特に25日(火)~26日(水)は公共交通機関に
乱れが発生するほどの猛吹雪となるおそれがある。
物流計画などにもゆとりをもって。
週末は日本付近を低気圧が通過する。
今年最後の週末、全国的に少し荒れた天気となる。
予想される低気圧のコースから考えると、
関東など東日本の太平洋側でも
降り始めは雪の可能性がある。
数cm程度積もる可能性は捨てきれないが、
基本的には日中雨に変わり、雪はすぐ融けそう。
いずれにしても買い出しにはマイナスの天気。
強いて言えば28日(金)は天気が良い地域が多く、大掃除日和。
ただ、年越してから大掃除をする家庭も多いかも。
【1月第1週(12/31~1/6)のお天気予測とMDポイント】
幾分穏やかな正月となりそう
31日(月)の大晦日は強い冬型の気圧配置。
日本海側ではまとまった雪、
太平洋側では乾燥した晴天となるが、
クリスマス寒波が過ぎ去るため、
寒気の規模としてはそれほど大きくない。
それほど厳しい冷え込みではなく、
日本海側での雪もあまり長引かない。
初日の出は太平洋側のみかもしれないが、
三が日は一時的に日本海側でも
まずまずの天気となりそう。
正月の初売りは
全国的にビッグセールスチャンス。
ただ、またすぐ次の寒気がやって来る。
1月は頻繁寒気が流れ込むものの、
個々の寒気の動きはやや早くなる。
12月に比べて幾分、気温変化の波が大きくなりそう。
日本は冬の気候が厳しいため、
正月の食卓は生ものが少なく、保存食中心。
特におせち料理は三が日の間、
主婦が厨房に入らなくても良いように
作られているため、味付けが濃い。
三が日明けは、濃い料理に対する飽きから、薄味志向となる。
これからの売れ筋のキーワードは「薄味」。
<By 常盤勝美>