Nov4週/気温の低い状態が続く Dec1週/西日本では低温解消へ
【11月4週(11/20~11/26)の天候予測とMDポイント】
気温の低い状態が続く
北陸以北の日本海側では晴れ間が少なく、雨や雪のぐずついた天気が続く。
それ以外の地方は気圧の谷通過に合わせて22日(水)~23日(木)頃と、26日(日)頃に天気が崩れる。後者の天気の崩れの規模は不透明。
気温は引き続き全国的に低め。上空の強い寒気の影響で寒い陽気が続く。ただし先週からの寒気のピークは週の初めのため、週半ば以降は多少慣れた寒さとなる。
勤労感謝の日を含む週は、1年の中で冬物コートなど季節商品の販売数が最も多くなりやすい。
今年はちょうどそのタイミングで厳しい寒さとなっているため、気象条件的にも追い風。ビッグセールスを目指したい。来週以降、西から徐々に寒気緩む方向性なので、特に今週は注力したいところ。
ちなみに昨年11月24日、東京では54年ぶりに11月の雪だった。
【11月5週/12月1週(11/27~12/3)の天候予測とMDポイント】
西日本では低温解消へ
11月に入ってから毎週火曜日ないし水曜日頃と、土曜日頃に天気が崩れるサイクルとなっていた。しかし、この期間、低気圧高気圧通過のタイミングに変化がありそう。
北日本の日本海側では引き続き、しぐれる日が多いが、北陸では前週に比べると幾分晴れ間が多くなる。それ以外は天気が周期的に変化する。ただ、天気の崩れる曜日は判然としない。
気温は全般に上昇傾向。
北日本では小規模な寒気の流れ込みが続くため平年並みの予想だがそれ以外の地方は寒気南下が弱まるため、西日本中心に平年並みか高めの日が多くなる。
近年、12月に爆弾低気圧がやって来て、荒れた天気ともたらすことがある。12月3日は、近年その特異日的な日付になっているので注意。今年の12月3日は12月最初の日曜日。
また先週までの寒気による冷え込みによって、インフルエンザの本格的流行がスタートする可能性が高いため、対策アイテムの展開も強化が必要。風邪対策の薬や咳止め、寒さ対策のホットメニュー、乾燥対策のマスクやのど飴、免疫力向上対策のヨーグルトなど。
<By 常盤勝美>