Dec3週/厳しい寒さの日が多い 4週/低温のピークを過ぎる
【12月3週(12/11~12/17)の天候予測とMDポイント】
厳しい寒さとなる日が多い
低気圧の通過する11日(月)と16日(土)は東北地方で雨、北海道で雨か湿った重い雪。それ以外の地方への影響は軽微。それ以外の日は冬型の天気分布。日本海側では雪や雨、太平洋側では晴天となる。ただ寒気の吹き出しが強いため、太平洋側の一部でも雪の舞うところがありそう。
気温は11日(月)と16日(土)にやや高め。それ以外は低めで、西日本では大幅に低いところが多い。
14日はふたご座流星群の出現ピーク。あいにく今年は日本海側で雪や雨のところが多く、また晴れる太平洋側でも非常に厳しい寒さとなるため、観察条件は過酷だが、消費を喚起するイベントの一つとして活用いただきたい。
引き続き気温が低いため鍋物、シチュールーなど、高い売上を期待したいところだが、ここに来て葉物野菜の価格がかなり上がっているようなので、キノコ類や肉、魚介を使った鍋物料理の提案が消費者目線としておススメ。
16日(土)だけは一時的に気温が平年並みか平年を上回るところが多いので、ピンポイントで大掃除日和である。関連グッズを訴求したい。
【12月4週(12/18~12/24)の天候予測とMDポイント】
今回の低温のピークを過ぎる
引き続き日本海側では雪や雨、太平洋側では晴天の日が多いが、今回の寒気のピークを一旦過ぎるため日本海側での雪の降り方もおさまる方向。ただ週半ば~後半の低気圧通過の見通しがポイント。コースによっては関東など東日本の太平洋側でも雨に雪が混じる可能性がある。気温は引き続き全般に平年より低めだが、寒気のピークを過ぎているため低温の幅はそれほど大きくなく慣れた寒さ。
本来ならクリスマス寒波に見舞われる頃だが、ここ数年ははっきりとしたクリスマス寒波が襲来していない。今年もどちらかというと現在の寒気のピークが過ぎるタイミングなので、比較的穏やかなクリスマスとなる可能性。
なお、念のため関東など東日本太平洋側でも雪の準備をお願いしたい。
<By 常盤勝美>