Dec5週/25日(月)と31日(日)に日本海低気圧 Jan1週/西日本では気温低め
●12月5週(12/25~12/31)の天候予測とMDポイント
25日(月)と31日(日)に日本海低気圧
いわゆる爆弾低気圧の影響で25日(月)~26日(火)は北日本中心に雪風が非常に強く大荒れの天気。31日(日)~1日(月)も同様。
北日本で荒れた天気が予想される。太平洋側では天気の崩れは小さいが、一時的な通り雨はありそう。それ以外の日は冬型の天気分布。日本海側では山陰まで雪が降りやすく、太平洋側は乾燥した晴天になりそう。
気温は週後半にかけて低く厳しい寒さとなるが週末はまた全国的に南寄りの風となるため厳しい寒さは一段落する。
週前半~週後半にかけて全国的に厳しい寒さ。大掃除をするには億劫となりがちな気象条件のため、大掃除関連商品の消費はイマイチか。
大晦日は広い範囲で雨や雪が予想される。関東以西の太平洋側では通り雨程度で済む予想だが、外出には少なからず影響が出るおそれがあるため、官庁などで冬休みに入っている29日(金)と30日(土)に売り込みをとくに注力したい。
1日(月)の元日は、北日本の日本海側中心に荒れた天気。初詣の出足に少し影響が出そう。関東以西の地方での人出への影響は軽微と見られる。
●1月1週(1/1~1/7)の天候予測とMDポイント
西日本では気温低め
基本的には週後半にかけて冬型の天気分布が続く。日本海側では雪や雨。太平洋側では乾燥した晴天。
週後半~週末は太平洋側でも天気が崩れる可能性がある。コース次第では関東など東日本の太平洋側で雪が降ってもおかしくない時期ではある。
気温は西日本で低め。東日本では平年並み。北日本では平年並みかやや高め。
正月を迎え、衣料品などでは冬物クリアランスが始まるため、消費者マインドとしては、冬物は季節外れ感が徐々に高まっていく。
実際に気温は1月末が年間での気温の底なので、まだ季節の進みに伴って気温が下がっていく時期。その後は気温が下がる傾きは徐々に小さくなっていき、日々の天気・気温変化が小さくなる。
気温変化に関わらず冬物季節商品への反応は鈍い。
節分、バレンタイン、受験など季節イベント関連で売場を盛り上げるのが定石である。そして年末年始の暴飲暴食対応で、健康効果をアピールした食材・メニュー等の提案をしても良いだろう。
1月4日(の明け方)は、三大流星群しぶんぎ座の極大。寒さ厳しい時期であること、ピークの期間が短いこと、年による流れる数にばらつきが大きく、まれに不発の年があることなど、三大流星群の中では最も人気度が低い。それでも、ちょっと調べてPOPに掲載し、カイロなどの売場に展開しても良いかも。
<By 常盤勝美>