Jun3週/典型的な梅雨の天気図 Jun4週/梅雨の天気図続くが、梅雨前線はやや北上
●6月4週(6/18~6/24)の天候予測とMDポイント
典型的な梅雨の天気図
日本の南海上には梅雨前線が停滞し、天気図の変化はほとんどない。
北日本は21日(木)頃低気圧が通過する以外、オホーツク海高気圧に覆われる。
関東以西の各地は曇りや雨のぐずついた天気が続き、日のさす時間はほとんどなさそう。
北日本は曇りや晴れのまずまずの天気の日が多いが、21日(木)だけは低気圧通過の影響で雨が予想される。
気温は多少の波はあるものの、トータルでは平年並みとなる。ただ週末は高めのところが多い。
梅雨寒の関東以北では、パンや中華総菜などの提案をしたい。この時期の暑い日に定番メニューとなる“ビール+つまみで晩酌”あるいは“冷やし麺”などとは、大きく売れ筋が異なってくる。
週末は梅雨寒傾向が解消し、全般に気温は平年並みか高めとなる。気温、湿度ともに高いため、蒸し蒸しした陽気を感じる。
食感さっぱりの酢の物や、のど越しがすっきりする飲料などが好まれるので、積極的にアピールしていきたい。
●6月5週(6/25~7/1)の天候予測とMDポイント
梅雨の天気図続くが、梅雨前線はやや北上
天気図の形に前週と比べた大きな変化はないが、西日本方面では梅雨前線の位置がやや北上する。
梅雨前線の北上に伴い、南西諸島ではそろそろ梅雨明けの時期となる。早ければ25日(月)頃にも沖縄地方で梅雨明け発表の可能性がある。
東北南部から奄美地方にかけては梅雨空が続く。東北北部から北海道では周期的に天気の変化がある。
気温は全般に平年並みかやや高めとなる。梅雨寒は解消の可能性が高い。
南西諸島では梅雨明け発表に向けて夏物、盛夏物強化の準備をしたい。水着やUVケア用品などが重点アイテムとなる。
それ以外の地方は引き続き梅雨空で、休日でも家で過ごす人の割合が増えるため、日用消耗品の充実をするとよい。
食料品では引き続きさっぱりメニューや、解毒作用のある薬味や酸味の効いたメニューの提案がおすすめである。
<By 常盤勝美>