Jul3週/猛暑続く Jul4週/猛暑がまだまだ続く
● 7月3週(7/16~7/22)の天候予測とMDポイント
猛暑続く
東北北部は週の初めまで、梅雨前線の影響は残る。
後半には台風が南西諸島西部に接近する可能性(コースは前回の台風8号と酷似の予想)がある。
それ以外は、太平洋高気圧に覆われる。
東北北部は週の初め、南西諸島は後半にぐずついた天気の日もあるが、それ以外はおおむね晴れる。
気温は平年より高めとなる。
各地で厳しい暑さが続く。
今週の食料品MDにおける最大のポイントは、言うまでもなく20日(金)の土用の丑の日であろう。南西諸島西部を除き、ほぼ全国的に晴れて猛暑が予想されるため、いつも以上に高い売上が期待できそうだ。
豪雨の影響被害が長引いた西日本では、とくに被害の大きかった広島県、岡山県、愛媛県南部など、ようやく本格的な復興需要が高まる。日用品であれば清掃用品、家具、家電類、食料品であれば保存食類などである。
とくに被害が大きかった地域の店舗では、地域住民の需要がどのように変化していったか、従業員が気づいた点を含めて、後世への教訓として是非克明に記録を残しておいていただきたい。
●7月4週(7/23~7/29)の天候予測とMDポイント
猛暑がまだまだ続く
不意の台風発生、接近がない限り、全国的に太平洋高気圧に覆われる。
全国的に晴れて厳しい暑さが続く。
東日本の内陸部を中心に大気の状態が不安定となり、夕立の可能性がある。
1年で最も気温の高い時期に突入する。
乾麺類などは需要の頂点を迎えるが、気温のピークを過ぎると食欲が回復する方向にシフトするため、8月に入ると需要の伸びが鈍ってくる。あまり在庫を抱えすぎないことがポイントだ。
衣料品や家電製品も、消耗による買い替え需要は高い状態が続くが、新規の購買需要は起こりにくく、プロパーの価格では売りにくくなるため7月中にどんどん売り進めていきたい。
<By 常盤勝美>