Jan2週/北冷西暖 Jan3週/暖気が入る
●1月2週(1/7~1/13)の天候予測とMDポイント
北冷西暖
北日本~東日本は冬型の気圧配置が続く。西日本では、すぐ南の海上が弱い前線帯となっている。北日本に流れ込む上空の寒気はほぼ例年並みだ。
北日本の日本海側は雪の降りやすい天気が続くが、週末は止み間が多くなる。南西諸島では、引き続き北東貿易風の影響ですっきりしない天気となる。それ以外おおむね晴れる所が多い。西日本は週後半に雲の出やすい天気になるが、大きな天気の崩れはなさそうだ。
気温は北日本で平年並み。東日本は平年並みかやや高め。西日本は平年よりやや高めの日が多そうだ。
西日本は週後半中心に穏やかな陽気の日が多くなる。鍋物料理に絞らず、揚物やステーキ類など幅広いメニュー提案をしたい。
西日本では、冬物耐久財の在庫圧縮方向をおすすめする。全国展開している企業であれば西日本の在庫を北にシフトしていきたい。
●1月3週(1/14~1/20)の天候予測とMDポイント
暖気が入る
北日本は冬型の気圧配置が続く。東日本~西日本では緩やかに高気圧に覆われる日もあるが、低気圧や前線の影響をやや受けやすい。
北日本の日本海側では雪の降りやすい天気が続くが、豪雪のリスクは低めだ。それ以外は晴れ間の見られる日が多いものの、全般に雲が出やすい天気となる。
西日本上空には季節外れの暖気が入る可能性が高く、気温は西日本中心に高め。それ以外も平年並みかやや高めになる。
衣料品を中心に春物の展開を始めていきたい。今のところ、2月も気温は平年より高い予想となっているため、春物の動きが例年より早まる可能性が高インターネットので、ディスプレイも早めに始めたい。
食料品は葉物を中心とした生野菜を使ったサラダなどのメニュー提案をしたい。
また週末は大学入試センター試験日程である。例年なぜかこの土日は全国的に天気が崩れる確率が高まる。早いうちから情報を収集し、移動で混乱しないようにしておきたい。
<By 常盤勝美>