Jan5週・Feb1週/弱い南寄りの風が入る Feb2週/再び強めの寒気襲来か
●1月5週/2月1週(1/28~2/3)の天候予測とMDポイント
弱い南寄りの風が入る
31日(木)に日本付近を弱い低気圧が通過する。それ以外の日は基本的に冬型の気圧配置だ。しかし高気圧が日本の南の方に張り出しを強めるため、北日本を除いて南寄りの風が少し入りやすい。
31日(木)は全国的に天気が崩れる。ただまとまった降水量になる可能性は低く、また平野部では雪ではなく雨主体となる。それ以外は冬型の天気分布である。
30日(水)のみ、北日本の日本海側で珍しく晴れ間が多くなる。
気温は、日による上下の波が多少あるものの、平年並みかやや高めのところが多い。
とくに暖冬という感覚はないかもしれないが、厳しい冷え込みが少ないというのは、じわりじわりと数字に効いてくる可能性がある。
この期間もとくに強い冷え込みはない予想なので、鍋物食材以外にも幅広くメニュー提案をしていきたい。お客さまの好みに合わせて、カレーやシチュー、煮込み料理など幅広く活用できるブロック系の肉がおすすめだ。
日中の気温が平年より3℃以上上回ると予想される日は、生野菜を使ったサラダと、それに合うドレッシングの提案をおすすめする。
●2月2週(2/4~2/10)の天候予測とMDポイント
再び強めの寒気襲来か
西高東低の冬型の気圧配置となる日が多い。前週の、高気圧が南に張り出しやすい状況は解消する。上空には強めの寒気が流れ込んでくる。
冬型の天気分布となる日が多い。気温は全般に平年並みかやや低めである。
立春を過ぎ、1年の中で最も気温の低い時期は越えるが、厳しい寒さが続く。
強めの寒気が一段落したときに、スギ花粉の本格的な飛散がほぼ全国レベルで始まると考えられる。今シーズンは、昨シーズンあるいは例年の規模に比べても多いと予想されるため、マスクや免疫力を高める食材の売り込みはかなり強化したい。
鍋つゆは、今シーズン最後の積極的な売り時と想定しておくべき。
<By 常盤勝美>