Mar2週/天気は周期的に変化 Mar3週/週末に寒の戻りか
●3月2週(3/4~3/10)の天候予測とMDポイント
引き続き天気は周期的に変化
この期間もおおむね3日程度の間隔で、日本付近を低気圧が通過する。具体的には4日(月)、6日(水)~7日(木)、10日(日)~11日(月)だ。いずれの低気圧も日本のすぐ南で発達する。
北日本は、6日(水)~7日(木)頃に日本海側でしぐれの天気となる以外、晴れ間の見られる日が多い。それ以外の地方は、低気圧の通過に合わせて雨が降る。低気圧が少し発達する影響で、それなりのしっかりとした雨になる。
気温は引き続き上下の波があるが、トータルでは平年より高めのところが多い。
この気温の変化にうまく合わせた品揃えとメニュー提案をしたい。あいにくの天気となって気温の上がり方が鈍い日は、煮物やステーキ肉などの提案がおすすめだ。晴れて気温が上がった日は、生野菜サラダやパスタソース、行楽用品などの提案が良い。
今週末9日(土)はお出かけ日和だが、10日(日)は外出に不向きな天気の地域が多い。
店舗立地によって雨による客足へのインパクトは異なると思うが、来店客数を見積もるにあたって注意が必要となる。
●3月3週(3/11~3/17)の天候予測とMDポイント
週末ちょっとした寒の戻りか
全般に天気は周期的に変化する。3~4日程度の間隔で雨が予想される。週末は北日本の日本海側で、少しだけまとまった雪となる可能性がある。
週末は全国的に冬型の気圧配置となる可能性がある。西日本を中心に、上空へやや冷たい空気が流れ込む。
注意すべき点は大きく2つある。
1つは寒の戻りの可能性だ。10日(日)、11日(月)頃には週末の天気予報が発表されるが、気温に注目していただきたい。もし低めが予想されるなら、一時的であるが、おでんや練揚物、ホット飲料などに需要の集中が期待できる。
もう1つは桜の開花状況である。西日本の早いところはこの週末頃に、開花が発表される可能性がある。まださすがに、この週末が花見宴会に適した開花状況にはならないと考えられるが、そろそろ花見関連商品の需要集中に備えた仕入れを意識しておくべきだ。
<By 常盤勝美>