Apr3週/花冷え解消 Apr4週/再び寒の戻りか
●4月3週(4/15~4/21)の天候予測とMDポイント
花冷え解消
17日(水)に日本の南海上やや離れたところを低気圧が通過するが、天気が崩れる規模は小さい。太平洋沿岸部の地域で雲が広がり、一部で小雨がある程度だ。
また19日(金)は、北日本を低気圧が通過する。短時間の強い雨などが降る天気になる可能性があるが、回復も早めだ。
それ以外は全般で緩やかな高気圧に覆われる。
気温は初め平年並みのところもあるが、基本的に南からの暖かな空気が入るため全般に高めとなり、花冷えは一旦解消する。週半ば以降は初夏の陽気となる。
最高気温が25℃前後に達し、夏物需要が爆発的に伸びる可能性があるので欠品に注意をして欲しい。週末はほぼ全国的に行楽日和となる。弁当用食材等の売り込み強化を勧める。あわせてUVケア、殺虫剤・虫よけ、キャンプ用品などの日用品の売り込みも継続したい。
●4月3週(4/22~4/28)の天候予測とMDポイント
再び寒の戻りか
日本付近を低気圧と高気圧が周期的に通過するパターンだ。週半ば以降に再び日本列島上空へやや強めの寒気が流れ込む可能性がある。南西諸島で週後半を中心に、すっきりしない天気が続く可能性がある。早くも梅雨の走りとなりそうだ。
それ以外の地方は晴れる日が多いが、週の半ばころに天気が崩れる。北日本中心にやや荒れた天気となるおそれがある。その後上空にまたやや強めの寒気が流れ込み、気温はいくぶん下向く。
寒の戻りの規模にもよるが、この時期の季節に逆行した陽気の日は、中華惣菜やパスタ、ステーキなど少しボリューム感のあるメニューが好まれる。
もし朝晩の気温が10℃以下まで下がるところがあれば、おでんの展開をしても良いだろう。ホット缶飲料を準備しておくのも良い。
いよいよ10連休突入だ。これだけ休みが長期間続くと、天気と客足の関係も通常とは異なってくる。
<By 常盤勝美>