Sep.4週/台風20号に注意 Oct.1週/寒気の合間、気温高め
【9月4週(9/23~9/29)の天候予測とMDポイント】
念のため、台風20号の動向に注意。
西日本では多少変わりやすい天気となる日があるかもしれないが、
基本的にしばらく晴天が続く。
台風20号の影響もほとんどない。
北日本では台風接近と同じタイミングで通過する低気圧の影響で
週半ば頃に天気が崩れる。
台風から湿った空気が供給されるため、大雨に発展する可能性もある。
念のため注意していただきたい。
東日本では週後半、台風20号の影響を受ける。
すっきりしない天気が続く。
台風本体の雨雲がどれだけ陸地にかかるか、見極める必要がある。
関東南部など一部ではより強い雨雲がかかる可能性あり。
しかし大部分のところはそれほど厚い雲には覆われない見通し。
風回りの影響で、山間(やまあい)の地方など、
局地的にはまとまった雨に発展するところもありそう。
台風のコースによって、その後の状況はまだ不透明だが、
一時的に少しだけ秋雨前線が活発化する兆し。
週末は全般にやや雲が多めとなりそうだが、こちらも大雨に発展する可能性は低い。
台風が熱帯の空気をもたらすため、気温は全般に平年より高め。
台風が過ぎ去った後、朝晩は冷えるが、特に強い寒気が流れ込むわけではない。
週前半から半ばにかけて、おでんをはじめとした秋の味覚系が
引き続き好調となりやすい気象条件。
これからの季節、炭水化物を積極的に摂取して、
体温の低下を阻止しようとする体内メカニズムが働く。
チョコレートなど、甘い物への関心も高い。
ただ、週末は特に強い冷え込みはない予想なので、
焼き肉や刺身など、夏っぽい(が、季節料理ではない)メニューも提案に値する。
運動会シーズン、真っただ中。
週末の天気予報を確認しながら、お弁当関連食材の発注量調整を。
ちなみに、今週末は少なくとも先週の3連休のような
晴天が続きやすい気象条件にはない。
開催判断が微妙な地域が多くなるだろうと予想する。
【10月1週(9/30~10/6)の天候予測とMDポイント】
寒気の合間で、気温は高め。
秋雨前線の影響を受けて、全般にすっきりしない天気の日が多い予想。
秋の長雨シーズン末期の10月上旬は、
1年を通してみても大雨が起こりやすい時期につき、注意。
寒気の合間で、上空の気温は高く、全般に冷え込みはない。
季節の進みはダラダラといった感じ。
少し暑いくらいの陽気が続く。
本来なら、おでんや野菜スープ、キノコ類と並んで
そろそろ鍋物食材を展開し始める頃。
しかし特に朝晩の冷え込みがなく、季節の進みに対する実感も薄いため、
まだ本格的な鍋物シーズンの到来とはいえない。
よりカロリーの低いおでんや野菜スープなどでまだまだ様子見段階。
気温がもっと下がり、冷え込みが強まれば、
体温を上げるためより多くのカロリーを欲しがり、
すき焼きやしゃぶしゃぶなど、肉系の鍋料理が好まれるようになる。
<By 常盤勝美>
1 件のコメント
こんばんは、MAKOです!
今年は、2002年以来11年ぶりの全国的な寒秋が懸念されます。もし、今年の秋が寒秋になったとしたら、今年は夏だけが高温だったことになりますね。春も全国的な寒春でしたし。3月は北日本を除いて高温でしたが、4月以降は再び低温傾向に戻ってしまいました。
(6月以降は高温傾向が復活)
日本では、2009年以来一度も暖春になっていません。
次の冬こそは、暖冬が復活することを切に願います。暖冬の方が経済的にもプラスですから。
さらに、来年は、2002年のような大暖春が復活するといいですね。2019年までに暖春にならなければ、2010年代は暖春がまったくない年代になってしまいますよ。