Jun1週/梅雨入り発表秒読み Jun2週/意外と晴れ間が多い予想
●6月1週(6/3~6/9)の天候予測とMDポイント
梅雨入り発表秒読み
6日(木)までは、梅雨入りしている九州南部~南西諸島を除き、各地緩やかに高気圧に覆われまずまずの天気が続く。7日(金)は西から低気圧が接近し天気が下り坂となり、その後は関東以西でぐずついた天気の日が多くなる。梅雨入り間近だ。
週前半~半ばにかけて、再び日本付近に小規模な暖気が入り各地で気温が上がり、平年より高めとなる。週後半~週末はおおむね平年並みだ。
いよいよ九州北部から関東甲信にかけての地方で7日(金)前後に、梅雨入り発表の可能性が高い。ほぼ平年並みの水準だ。
今週は傘、長靴などの雨具の売り込みがピークとなる。
食料品部門では、湿度の高まりでの不快感解消に、のど越しの爽快感が得られるアイテムやお酢、薬味類の展開が望ましい。半面、揚げ物はコッテリ感が忌避されるため、できれば焼物に置き換えて展開したい。
●6月2週(6/10~6/16)の天候予測とMDポイント
意外と晴れ間が多い予想
オホーツク海高気圧が少し勢力を強め、梅雨前線は日本の南、陸地から少し離れたところに停滞しやすい。
北日本では引き続きまずまずの天気の日が多い。関東以西はすっきりしない天気の日が多いものの、ずっと雨が降り続くわけではなく、晴れ間も見られる。
例年に比べて日差しが多いと予想されるため、気温は平年より高めとなる。
晴れ間が見られ蒸し暑い日は、引き続きビールや炭酸飲料および涼味が売れ筋だ。しかし、週後半以降、梅雨に入り気温上昇の鈍い日が続くと、パンや中華総菜、パスタソースなどのニーズが急激に集中するため、これらの欠品に注意したい。
<By 常盤勝美>