Dec3週/日本の南に前線停滞 Dec4週/クリスマス寒波不発も
●12月3週(12/16~12/22)の天候予測とMDポイント
日本の南に前線停滞
17日(火)は南西諸島を除いて全国的に天気が崩れる。その後、北日本の日本海側では雪の降りやすい天気となる。また関東以西の太平洋側では、すっきりしない天気の日が多い。
22日(日)は少しまとまった雨が降る可能性がある。東日本の内陸部標高の高いところでは雪が混じることもある。
強い寒気南下の予想はないため、気温は平年より高めの日が多いが、日差しが少ない分、思ったほど気温が上がらない日もある。
クリスマス用の夕食食材を買うことが多いであろう22日(日)は、あいにくの天気となる懸念がある。ハレの日対応で食材を全般に多めで発注したいところだが、とくに郊外ロードサイドの店舗は廃棄ロスの多発にも配慮が必要だ。神経質な発注を強いられそうである。
21日(土)は今のところ大きな天気の崩れがない予想だが、関東以西の太平洋側ではすっきり晴れる感じでもないので、大掃除用品需要がどれだけ高まるかも、難しい判断となる。
●12月4週(12/23~12/29)の天候予測とMDポイント
クリスマス寒波不発も
週前半は、北日本の日本海側で雪の可能性はあるものの、降り方は弱く、荒れた天気になるという感じではない。
週後半~週末のどこかで全国的に荒れた天気となる可能性がある。直後に強烈な寒波がやって来て、年末にかけて厳しい寒さとなりそうだ。クリスマス寒波は不発だが、年末寒波となるだろう。
クリスマスは、穏やかな天候で、客足にとってはプラスかもしれないが、イマイチ盛り上げりに欠ける懸念もある。
年末に向けての爆弾低気圧、その後、強烈寒波の可能性があるので、おせち料理用食材や正月飾りなどの積極的な売り込みは早め早めがおすすめだ。
ケーキの気温MD。気温が高く暖かく感じる場合はチーズケーキやタルト類が好まれ、気温が低く寒く感じる場合はチョコレートケーキが好まれる。今年はアイスケーキも大きな需要が期待できる。
<By 常盤勝美>