Apr3週/寒の戻り、13日(月)と18日(土)に天気荒れる 4週/週前半はすっきりしない天気、週後半は初夏の陽気か
●4月3週(4/13~4/19)の天候予測とMDポイント
寒の戻り、13日(月)と18日(土)に天気荒れる
13日(月)と17日(金)~18日(土)にかけて、日本付近を低気圧が発達しながら通過するため、東北以南の地方を中心にまとまった雨となる。風も強く荒れた天気となるところがある。それ以外は高気圧に覆われる日が多く、おおむね晴天だ。
上空の寒気の影響で、気温は平年より低めの日が多いが、寒気のピークは過ぎているため、ゆっくりと平年並みに戻る。日によっては晴れて気温が平年を上回る日もありそうだ。引き続き気温の上下の波が大きい。
気温が平年を下回る日が多く、食事はホットメニューあるいは中華やイタリアンの比率が高くなることが考えられる。中華メニュー調味料やパスタソースなどが売り込みではおすすめ商品だ。
とくに天気が崩れる13(月)と17日(金)~18日(土)は、気温が平年を大幅に下回るところもあり、コーヒー、ココア、コーンスープ、おしるこなどのホット缶飲料を保温什器で常に一定量スタンバイさせておきたい。
●4月4週(4/20~4/26)の天候予測とMDポイント
週前半はすっきりしない天気、週後半は初夏の陽気か
週前半は日本のすぐ南を低気圧前線が立て続けに通過する。週後半は南から高気圧に覆われる。
週前半は低気圧や前線の影響で、東日本から西日本ですっきりしない天気が続く。週後半は高気圧に覆われて晴れるエリアが多くなる。
気温は前半に平年並かやや低めだが、後半はまた高めに転じる。ただし顕著な高温は考えにくい。
本来なら例年、気温が25℃を超える初夏日を記録する頃だ。ただ、今年は4月に入ってからの寒の戻り傾向の影響で、全般に遅れている。
初夏日を記録すると夏物需要が拡大し、牛乳や絹豆腐、アイスクリームが大規模欠品することがある。しかし今年は3月に高温傾向だったことなどが原因で、夏物需要が急激に高まることはあまり期待できないだろう。夏物季節商品は粛々と強化していくのが得策だろう。
<By 常盤勝美>