Dec5週・Jan1週/年越し寒波襲来 Jan2週/寒気の流れ込みは続く
●12月5週・1月1週(12/28~1/3)の天候予測とMDポイント
年越し寒波襲来
冬型の天気分布で、基本は日本海側で雪、太平洋側では晴天。28日(月)~29日(火)にかけて日本付近を気圧の谷が通過した後、冬型の気圧配置が強まる。なおこの冬型は当面続く見通し。
週半ばから後半は寒気の吹き出しが非常に強いため、雪雲が一部太平洋側にも流れ込む。所によっては10cm前後の積雪に達する可能性もある。
また日本海側の地方でも広い範囲でドカ雪。風も強く、大荒れとなる。
北海道東部や関東南部では晴れる日が多い。
気温は初め平年より高めの日があるかもしれないが、半ば以降はかなり低め。猛烈な寒さに注意。
数年に1度のレベルの強烈寒波が襲来する。北陸などを中心にドカ雪、また暴風雪に見舞われる地域もあると予想されるため、身の安全を守りながらの業務遂行を心掛けていただきたい。
また交通機関のマヒにも注意。規模的には今月半ばに関越道で雪の立ち往生が発生したときと同程度かそれ以上の寒気なので、今回もまた立ち往生が発生する懸念がある。
大晦日は非常に厳しい寒さのため、寿司や焼肉よりは鍋物のほうがやや好まれる気象条件。
●1月2週(1/4~1/10)の天候予測とMDポイント
寒気の流れ込みは続く
引き続き、冬型の天気分布。基本的には多少の強弱を繰り返しながら冬型の気圧配置が続く。
日本海側では雪が降り続き太平洋側では乾燥した晴天の日が多い。前週に比べると幾分日本海側での雪の降り方は弱まるかもしれないが、雪による災害が発生しやすい状況に変わりない。
気温も前週に続き、平年より低めの所が多い。前週後半の年越し寒波に比べると幾分規模は小さいが、この時期としては強めの寒気が居座る。
厳しい寒さは続くが、年越しのタイミングに比べると冷え込みが少し緩むため、一旦は鍋物以外のメニューにシフトする流れが大きくなるかも。この時期になると身体が寒さにたいぶ慣れているため、積極的に熱々メニューを摂取しなくても体温調整はある程度可能だ。
年間定番メニューなど、食事の献立はバリエーションの豊富さをアピールしたいところ。是非おすすめしたいのが、根菜類を使ったメニュー。根菜類は全般に体を温めるといわれおり、お客はこの時期、興味をひかれやすい。
<By 常盤勝美>