Mar2週/天気は周期的に変化、高温続く 3週/桜開花の便りが早まるか
●3月2週(3/8~3/14)の天候予測とMDポイント
天気は周期的に変化、高温が続く
<概況>
この期間、9日(火)~10日(水)にかけては北日本を、12日(金)~13日(土)にかけては日本の南を低気圧が通過。それ以外は高気圧に覆われる。
<天候解説>
低気圧の通過に合わせて10日(水)は北日本で、12日(金)~13日(土)は東日本~西日本で天気が崩れるが、いずれも低気圧の発達は限定的なので荒れた天気になるというほどではない。
それ以外はまずまずの晴天。
気温は週の初め平年より低めのところがあるが、それ以外は平年より高め。今週も各地で季節外れの暖かさが続く。
<ウェザーMDのポイント>
今週も広い範囲で高温の日が多く、日中は季節外れの暖かさとなる。晴れた日は朝晩と日中の気温差が10℃以上に達し、体への負荷が大きくなるので体調管理に注意。売場のコンセプトを健康訴求にするのも一案。
なおこの時期の高温で喜ばれるのはスライス系の肉とテリヤキソース。例年であれば4月頃に喜ばれるメニューだが前倒しで反応が良くなる可能性が高いので、おすすめ。
●3月3週(3/15~3/21)の天候予測とMDポイント
桜の開花の便りが早まるか
<概況>
この期間も週半ば頃メドに日本付近を低気圧が通過するが、それ以外の日は高気圧に覆われる。
<天候解説>
各地とも低気圧の通過に合わせて週に2回の頻度で天気崩れる見通し。具体的な時期的目安は週半ば頃と週末頃。
気温は引き続き平年より高め。目立って強い寒気の南下は予想されていない。
<ウェザーMDのポイント>
関東以西の地方で早くも桜の開花の便りが続々届く可能性がある。平年に比べて10日前後早く、シーズン当初に発表された開花予報の時期と比べても5日~1週間程度早まっているところが多い。
これも1月後半以降から続く高温の影響だ。気象条件だけを考えると週末は東日本~西日本の太平洋側中心に花見客でにぎわう所が多そう。
ポイントは特に週末の気温傾向。この次の週はちょっとした寒の戻りの可能性があり、この週末も状況によっては気温の上がり方が鈍ることも考えられる。
気温が低めならばホット飲料やおでん類、チョコレート、ビスケットなどの菓子。気温が高めならばビール・発泡酒類、焼肉あるいは寿司、菓子は乾き物が定番だが…。
<By 常盤勝美>