Oct5週/低温傾向は急速に解消 Nov1週/強い冷え込みなし
●10月5週(10/25~10/31)の天候予測とMDポイント
低温傾向は急速に解消
<概況>
26日(火)、日本の南を低気圧が進み、直後は北日本で一時的に弱い冬型となる。その後は全般に高気圧に覆われる。
日本のはるか南の海上で発生した台風20号は、小笠原諸島方面に接近するものの、本州方面への影響は小さく、北東に進む可能性が高い。
<天候解説>
26日(火)は東日本の太平洋側で、27日(水)~28日(木)は北日本の日本海側で天気が崩れる。ただし、いずれも天気の崩れは小さめ。
それ以外は高気圧に覆われるが、太平洋沿岸部の一部では風回りが悪く、雲の出やすい日が多い。
上空の寒気は抜け、低温傾向は急速に解消する。週末は平年並みか高めの所が多くなる。
<ウェザーMDのポイント>
前週は気温低めの日が多く、鍋物商材の需要が大きく伸びたところが多かったものと推察する。しかしながら、今週は冷え込みが緩む方向なので、需要の伸びは一段落する。特に週後半はポカポカ陽気となるところが多くなる。
暖かく(あるいは暑く)感じるときに支持されやすいスライス系の肉や生野菜サラダ、豆腐類などがおすすめ。
●11月1週(11/01~11/07)の天候予測とMDポイント
強い冷え込みなし
<概況>
北日本方面は周期的に低気圧が通過する可能性があるが、それ以外は東西に連なる移動性高気圧に覆われる日が多い。
<天候解説>
北日本では天気が周期的に変化するが、それ以外の地方は多少雲の出やすい日があるものの、基本的には晴天が続く。
この期間、上空に強い寒気が南下する兆しはなく、気温は全般に平年より高め。強い冷え込みはない見通し。
<ウェザーMDのポイント>
1年の中で最も晴れやすい時期。ほぼ全国的に晴天率が高く、11月3日の文化の日は「晴れの特異日」として知られる。
今年はあいにく水曜日のため、連休をつくりにくいが、ちょっとした近場のお出かけでの賑わいを期待したい。休日の天気予報を参考にしながら、その前日は弁当用食材、菓子類、ペットボトル飲料などアウトドア商品の売り込みを強化しよう。
<By 常盤勝美>