4月3週/前半は気温かなり高め、後半は低め 4月4週/気温は平年並みか高め
●4月3週(4/11~4/17)の天候予測とMDポイント
前半は気温かなり高め、後半は気温低め
<概況>
週前半、日本付近は高気圧に覆われ、また南からの暖気が入る。
週後半は台風1号が小笠原諸島方面まで北上。それに合わせて日本の南に前線が発生、週末にかけて停滞する。
<天候解説>
週前半は全国的に晴天。暖気の影響もあって日中はかなり気温が上がり季節外れの暑いくらいの陽気となる。
14日(木)~16日(土)にかけては日本の南の前線の影響で全国的に曇や雨のぐずついた天気。
前線に向かって各地とも北寄りの風となるため気温の上がり方鈍く少し肌寒さを感じるほどの見込み。
<ウェザーMDのポイント>
週前半は初夏の陽気となる日が多く、飲料やアイスなど体を冷やす商品のほか、スタミナ系の焼肉、葉物野菜などが支持されやすい気象条件。
一方、14日(木)~16日(土)は一転、気温が平年並みかやや低くなる。体感的にはうすら寒いくらいの陽気。食ニーズはガラリと変わり、煮物、揚げ物、ホット飲料などを好む気象条件となる。今週は前半と後半のニーズの大きな変化への対応がポイント。
●4月4週(4/18~4/24)の天候予測とMDポイント
気温は平年並みかやや高め
<概況>
週前半は広く高気圧に覆われる。今回も週後半頃、日本付近を気圧の谷が通過するサイクルの可能性が高い。
<天候解説>
週前半は全国的に広く晴天が続く可能性が高い。週後半の気圧の谷通過に合わせて天気が崩れる。
気温は平年並みか高め。ただし、暑いくらいの陽気というほどではない見通し。
<ウェザーMDのポイント>
この週は、大型連休突入直前の週末。行楽用品、BBQ用食材等の売り込み最盛期だ。
例年4月頃は、日々の気温上下の波が大きいだけでなく、1日の中での気温上下(日較差)が大きい、天候の特徴がある。最高気温と最低気温の差が10℃以上に達する日も多い。身体は体温調節のためにいっぱい仕事をしなければならないので、疲れて免疫力が低下しやすい。
この時期、行楽シーズン以外の季節テーマがもう少し欲しいところ、気温上下に対応した健康訴求も行っていきたい。
<By 常盤勝美>