12月1週/週末に向け、徐々に寒気強まる 12月2週/冬型の気圧配置
●12月1週(12/2~12/8)の天候予測とMDポイント
週末に向け、徐々に寒気強まる
<概況>
2日(月)~3日(火)にかけて、北日本方面を気圧の谷が通過する。その後は強弱を繰り返しつつ、冬型の気圧配置が続く。徐々に寒気が強まり、週末は強い寒気が南下する。
<天候解説>
2日(月)~3日(火)にかけて、北日本の日本海側を中心に少し荒れた天気となった後、冬型の天気分布となる。徐々に冬型が強まり、強い寒気が南下するようになるため、週後半は雨や雪の範囲が山陰や九州北部方面まで拡大する。
一方、太平洋側では晴天。空気の乾燥が進む。
気温は前半高め。その後は平年並みか週末は低めのところが多くなる。
<ウェザーMDのポイント>
週後半にかけて徐々に寒気が強まる影響で、厳しい寒さとなる。週末、大掃除をするには少し億劫となりそうな状況。家の中の拭き掃除やお風呂掃除用の洗剤などを積極的に提案したい。
鍋物など冬物食材は週半ば以降、全般に好調が期待できる。
●12月2週(12/9~12/15)の天候予測とMDポイント
冬型の気圧配置となりやすい
<概況>
基本的には冬型の気圧配置が続くが、週後半は日本付近をまた気圧の谷が通過する可能性がある。上空には断続的にやや強めの寒気が南下する。
<天候解説>
週後半、気圧の谷通過により全国的に天気が崩れるが、太平洋側の各地では小規模ですむ可能性もある。それ以外は基本的に冬型の天気分布。日本海側では雪や雨。
週後半は初雪の範囲が西日本の平野部まで拡大する。太平洋側では乾燥した晴天。
気温は週半ば一時的に高めとなる日があるかもしれないが、平年並みかやや低めの日が多い。
<ウェザーMDのポイント>
週末は、三大流星群の一つ、ふたご座流星群のピーク。三大流星群(しぶんぎ座、ペルセウス座、ふたご座)の中で、最も流量が安定的に多いと言われているが、今年はあいにくちょうど満月と重なり、観察条件はよくない。ただ、お客さまに対する需要喚起の一環として、提案するのも良いだろう。
例年この頃から、北陸などでも積雪量が急速に増える時期。まだ急にドカ雪となるような時期ではないが、念のため交通障害に注意。また西日本各地でも雪対策商品(長靴、スコップ、除雪剤、ほうきなど)の本格的な準備を。
<By 常盤勝美>