Feb.4週/前半高温、後半低温 Mar.1週/西日本では低め
【2月4週(2/23~3/1)の天候予測とMDポイント】
前半高温、後半やや低温
期間中、また2回日本付近を低気圧が通過。
1回目は26日(木)頃、2回目は1日(日)頃。
全国的にしっかりとした天気の崩れとなる。
低気圧のコースが南側にずれれば関東などでも
大雪の可能性がなくはないが、
今のところ北側にずれる可能性の方が高いため、
その場合は比較的暖かい雨となる。
それ以外の期間、太平洋側の各地では晴れ間が多いが、
日本海側では週後半、しぐれの天気となりやすい。
特に27日(金)はまた北海道東部を中心に暴風雪となるおそれがある。
気温変動の大きい時期。
日々の陽気の変化に合わせてこまめな売場の微調整、
メニュー提案差し替えを行いたい。
真冬のあいだ体を積極的に動かす機会が少なかったため、
体内老廃物がたまりやすく、
それを排出しようとし解毒作用を連想させる苦味食材が
この時期好まれる。
タラの芽、ふきのとう、山菜類など。
天ぷらでの提案がおすすめ。
【3月1週(3/2~3/8)の天候予測とMDポイント】
西日本では
少し気温低めの可能性
基本的にはこの時期らしい天気変化が続く。
週に2回程度の頻度で日本付近を低気圧が通過。
太平洋側の各地では3~4日程度の間隔で低気圧の影響を受け、
雨が予想される。
低気圧のコースによって気温は大きく変わるが、
この期間、西日本を中心に寒気が流れ込みやすいため、
比較的冷たい雨となる日が多いかも。
ただ、時期的にそろそろ関東以西の太平洋側では
雪も終わり(終雪)の頃。
例年、4月中旬頃まではしばしば強い寒の戻りの影響を受けるため、
売場を完全に春夏一色にしてしまうのは機会ロス誘発のリスクがある。
気温が平年と比べて2℃以上低い日は寒さを感じるため、
簡便に体を温めることができるメニューや商品がピンポイントで反応しやすい。
具体的にはおでんやカップスープの素、スープ類など。
関東以西の地域では雪関連対策商品はそろそろ手仕舞いの時期。
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<By 常盤勝美>