June4週/オホーツク海高気圧勢力強まる July1週/前週の傾向つづく
【6月4週(6/22~6/28)の天候予測とMDポイント】
オホーツク海高気圧勢力強める
九州南部(奄美地方含む)は梅雨前線に近く、
雨の降りやすい天気が続く。
一方、沖縄地方は夏空が続く。
それ以外の地方は25日(木)頃にかけて日中晴れ間も見られる、
まずまずの天気となる。
しかし、上空寒気の影響で変わりやすい天気となる。
にわか雨、雷雨、急な突風などに注意。
26日(金)~27日(土)にかけて梅雨前線が北上。
そのタイミングで東北地方でも梅雨入り発表の可能性。
ただ、その後もまたすぐ梅雨前線は南下傾向の見通し。
気温は日差しのない九州南部で低め。
それ以外は上空寒気による気温引き下げ効果と、
日射による気温引き上げ効果がほぼ拮抗しておおむね平年並み。
沖縄地方を除いて極端な暑さはなく、
涼味系は販売数が伸び悩む懸念あり。
例年よりステーキ、中華総菜の比率を高めて展開しよう。
スポーツ飲料、熱中症対策商品もまだ売上げの勢いがない。
22日(月)は夏至。
1年の中で最も太陽高度の高い日で、紫外線の強い日。
東日本~北日本では晴れ間の見られる日もあると予想されるため、
UVケア用品の売上げは例年より良いことが予想される。
こまめな在庫チェックを。
【6月5週/7月1週(6/29~7/5)の天候予測とMDポイント】
引き続きオホーツク海高気圧の
勢力が強い
沖縄地方の夏空、北海道での天気周期変化はほぼ変わらず。
九州~四国も雨の降りやすい状態が続く。
それ以外の地方はすっきりしない天気の日が多いものの、
雨がずっと続くような天候パターンではない。
気温は南西諸島で高め。
それ以外の地方は平年並みかやや低めの予想だが、
ある程度日差しが期待できる分、低温傾向も限定的。
気温の上がり方が鈍い日が多いと予想されるため、
絹豆腐、もずく・めかぶ類、ところてんなど、
涼味系は引き続き販売数の勢いの弱い状態。
相対的に勢いが良いと考えられる
中華やパスタ、ピザ、パン類などを強化。
例年であれば7月に入ると
花火や虫取り網などの販売数が伸びてくる頃だが、
今年はまだそこまでの反応はない予想。
オホーツク海高気圧は湿った空気を持っているため、
晴れても湿度が高めのことが多く、
除湿剤や除菌消臭剤は引き続き強化したい。
<By 常盤勝美>