Jan. 1週/穏やかなお正月に 2週/引き続き顕著な高温
【12月5週/1月1週(12/21~1/3)の天候予測とMDポイント】
穏やかなお正月に
今週中2回、低気圧前線が日本の南を通過するが、
陸地から離れたところを進むため、
東日本~西日本の太平洋側の一部で雲多めとなるが、
大きな天気の崩れとはならない。
先週末、空の冬型の気圧配置は解消し雪は止む方向。
週後半は全国的に穏やかな天気となる。
週末は弱い冬型の気圧配置となる影響で
日本海側で雪が予想されるが、降り方は弱い。
年末年始商戦につき、気象条件と物の売れ行きとの相関性が低い時期。
一般に大晦日の食卓は気温が高ければ寿司や焼き肉、
気温が低ければ鍋物を想定しておくべきだが、
今年は比較的穏やかな年越しが予想されるため、
前者を中心とした売り場づくりがおすすめ。
幸い、正月三が日も比較的穏やかな天候。
北日本の日本海側では2日(土)以降雪が降りやすくなるが、
降り方自体は弱く全般に多くの初詣の人出が期待できそう。
初売りもまずまずの売上が期待できるのではないだろうか。
この先しばらく厳しい寒さが期待できないため、
衣料部門を中心に春物を積極的に展開していきたい。
【1月2週(1/4~1/10)の天候予測とMDポイント】
引き続き顕著な高温
北日本の日本海側ではぐずついた天気の日が多いが
雪や雨の降り方は弱い。
太平洋側では基本的に晴れる日が多いが、
時折弱い気圧の谷の通過により、小規模に天気崩れる。
気温は全般に平年より高めで顕著な高温傾向を踏襲する。
正月三が日の間、おせち料理を食べる頻度が多いため、
この期間はその濃い味続きの反動もあり、薄味志向となる傾向。
七草粥を初めとして、胃腸を労わり、
あまり濃くない味付けのメニューの提案を。
気温高めの日が多い予想のため、
年間定番メニューの登場頻度が高いと予想される。
たまごやひき肉、スライス肉、野菜全般などの展開を。
<By 常盤勝美>