Jan. 2週/週後半以降この時期らしい寒さに 3週/寒気の影響徐々に弱まる
【1月2週(1/4~1/10)の天候予測とMDポイント】
週後半以降この時期らしい寒さに
北日本の日本海側では
冬型の気圧配置が続く影響で雪が降りやすい。
ドカ雪というほどではないが、ずっと降り続くため、
だいぶまとまった量となる。
東日本~西日本では晴れる日が多いが、
週後半は日本海側で雪や雨となる。
また太平洋沿岸地域は
時折前線の影響を受けてすっきりしない天気となる。
気温は北日本で平年並みか低め。
東日本~西日本では初め高めだが、
週後半以降は平年並みかやや低め。
この時期らしい寒さとなる。
週前半はまだ、焼き肉用の肉、中華総菜など
夏向きあるいは季節の端境期に好まれるメニューがおすすめ。
ただ週末はまた鍋物一色で。
今シーズンはこれまでの高温傾向の継続で
家庭での鍋物料理の登場頻度がかなり少ないと想定される。
今週末は鍋物に注力したい。
また、来週半ばに雪の可能性がある予報の場合は、
雪対策商品の売り場を臨時で設けたい。
【1月3週(1/11~1/17)の天候予測とMDポイント】
寒気の影響徐々に弱まる
日本海側では雪や雨、太平洋側では晴天の日が多いものの、
12日(火)~13日(水)頃は南岸低気圧の影響で
太平洋側の地方でも天気が崩れる。
東北、関東北部、甲信地方などでは雪の可能性が高い。
関東南部も初雪となる可能性があるが、
雨か雪か、またどの程度の量降るかはまだ不透明につき、
最新の情報を確認されたい。
気温は週前半平年並みか低め。
週後半は寒気の規模や南下する範囲に依存する。
現時点ではまだ判然としないが、
北日本は平年並みかやや低め。
東日本~西日本では平年並みやや高めと予想する。
前半は鍋物料理を中心とした売り場展開だが、
週後半の売り場はその後の気温傾向を見極めながらの判断となる。
現時点では東日本~西日本では
また高温傾向に振れる可能性が指摘されるため、
年間定番メニュー及びその食材が中心か。
いずれにしても1年の中で最も気温が低い時期が近づき、
気温変動幅が小さくなる頃。
お客様の食ニーズの日々の変動も小さく、
おのずと売り場が同じような状況が続き、
マンネリ化した売り場の印象をお客様に与えやすい時期。
売り場のちょっとした変化をなるべくこまめに取り入れ、
お客様の売り場への飽き防止策を講じよう。
<By 常盤勝美>