Nov.1週/冷え込みなく、冬物伸びず Nov.2週/小春日和が続く
【11月第1週(11/1~11/7)のお天気予測と販促ポイント】
前半、北日本で一時的に冬型の気圧配置になるが、
強い寒気の南下はなく、北海道の都市部では雪でなく雨となりそう。
晴れの特異日として知られる11月3日は北日本の日本海側で冬型の影響が残り、
多少しぐれるものの、関東以西の地方ではおおむね晴れ、
まずまずの行楽日和・紅葉狩り日和となりそう。
先週は木枯らし1号、あるいは東京での70余年ぶりの寒さなど、
ほぼ全国的に真冬の寒さとなって、冬物が大きく伸びたと想像されるが、
今週はその反動もあり、また強い冷え込みがないこともあり、
鍋物は伸び悩みとなりそう。
ただ、全般に晴天の日が多く、お客様のメンタルも上々なので、
店内での声掛けを少しにぎやかにすれば、ウキウキ気分も手伝って、
つい1品余計に買ってしまうかも。
試食販売なども効果大と予想される。
【11月第2週(11/8~11/14)のお天気予測とMDポイント】
前週に引き続き、日本列島上空に特段の強い寒波襲来の兆しはなく、
穏やかな小春日和となる日が多そう。
冷え込み厳しければ鍋物食材が売れ筋の定番だが、
穏やかな陽気が続けば、むしろ鍋物食材への関心が薄れ、
いわゆる年間定番メニューと呼ばれる
ハンバーグや 野菜炒め、豚肉生姜焼きなどの
ウェイトが相対的に高まると考えられる。
あまり鍋物一色でぐいぐい押すと、あまり魅力を感じない品揃えに
なってしまうおそれがあるので、注意を。
<By 常盤勝美>