Jan.3週/いったん、寒気緩む 4週/また“なべ底型”の寒気
【1月第3週(1/16~1/22)のお天気予測と販促ポイント】
12日(木)頃からまた非常に強い寒気が流れ込み、
北日本を中心に猛烈な寒さとなった。
今週は中国奥地の上空に寒気が停滞するため、
寒気の合間となる。
一方、日本の南海上は低気圧の通り道となり、
雲の出やすい天気となる。
関東以西の地方では、日差しが少ないという原因で
気温の上がり方が鈍い。
それ以外の各地は、季節風の吹き出しも弱く、
寒中のこの時期としては比較的穏やかな陽気となる。
関東で注意すべきは
20日(金)~21日(土)の予報。
約45日ぶりに天気が崩れそうだが、
時期的には雪となってもおかしくない。
寒気の状況によるが、雨であれ、雪であれ、
少しまとまった量となるおそれがある。
念のため、大雪に注意。
繰り返しになるが、
関東以西のシーズン最初のまとまった降雪には、
様々な特需商品がある。
スキーチェーン、スタッドレスタイヤ、
そり、長靴、竹ほうきなど。
特に内陸の方は、雪となる確率が一層高まるため、
これらのアイテムの在庫を確認しておこう。
【1月第4週(1/23~1/29)のお天気予測とMDポイント】
前週の週末からこの週の前半にかけて、
また寒気が西の方から深く入り込む。
北日本では一時的に寒気が緩み、
厳しい寒さから久しぶりに解放される。
しかし、すぐに西からの寒気が流れ込むため、
気温は平年並みか低めの水準に逆戻り。
”なべ底型”の寒気の状態となる。
北日本では一時的に弱まっていた
雪の降り方がまた強まり、
太平洋側では乾燥した晴天の日が多い。
寒さ対策の携帯カイロや発熱素材下着などが
引き続き好調。
リップクリームやハンドクリーム、のど飴、
風邪薬などの乾燥・風邪対策商品も好調。
寒さや空気の乾燥にともない、
葉物野菜の相場がやや高い状態となっている。
この状況はもうしばらく続きそう。
<By 常盤勝美>