レッツ リサイクル!
最近の日本では、リサイクルのためのゴミの分別なんて当たり前!
のことかもしれませんが、私の住むネバダ州ラスベガスではまだまだなのです。
日本を離れてグアム島へ移住した時も、まずビックリしたのはゴミの分別がないこと。
生ゴミ、ビン類、アルミ缶、粗大ゴミ、み~んなまとめて同じ場所へポイッなのです。
大変なゴミの分別をしなくてもよいので、最初は楽ちんでいいなぁと安易に思っていました。
そして、アメリカ本土へ引っ越してきた時もこの状況は同じでした。
最初に住んだアパートのゴミ収集場所には、家庭から出る普段ゴミに混ざって
ソファからタンスに大型テレビまであり、
引っ越してきたばかりの私たちには、ちょっとした宝の山でした。
実に我家の最初のコーヒーテーブルも、テレビ棚も、ソファもそんなゴミ収集所からの勝利品だったのです。
数年が経ち、やはりプラスチックボトルやガラス瓶を他のゴミと一緒に捨てることに抵抗があった私は、
コンドミニアムから一軒家へ移り住んだと同時に、リサイクルを始めることに決めました。
ラスベガスでは任意のリサイクル。
まずはゴミの収集業者『リパブリックサービス』に問い合わせて、リサイクル用のバスケットを貰います。
そして、決められた日に家の前へそのバスケットを出しておけば取りに来てくれるというシステム。
リサイクル用のゴミの分別は至って簡単で4種類のみ。
①赤バスケット***アルミ缶、缶詰缶、プラスチックボトル。
②白バスケット***新聞、電話帳、雑誌類。
③青バスケット***ガラスビン。
④段ボール類(解体しておくこと)
それでも、2週間に一度のリサイクルデーに家の周りを見渡せば、
私の住んでる通りでは約半分くらいの家でしか実行していないのが現状です。(少ないよねぇ。)
あるリサイクルデーに、バスケットを外に出し終え家の中へ戻った私は、
知らないおじさんが今出したばかりの我家のゴミを漁っているのを窓越しに発見!
ごそごそと何かを選んでいる彼の不審な行動をしばらく見ていると、
我家のビン類をバスケットの中から抜き取っているのだということが分かりました。
カリフォルニアほか、数州では、ある種類のビンやペットボトルを
お店やリサイクル所へ持って行くと、一本につき数セントの現金に交換してくれるのです。
泥棒さん達にとってこのリサイクルデーは絶好の稼ぎ時なのかもしれませんね。
ゴミを盗まれるのは変な気分だけれど、彼らの目的はお金であれ、リサイクルには変わりないからね、
良しとしましょうかね。。。
初絵スミス