数字で表せ、数字で考えよ。
なんでもありそうだが、
ほしいものはなにもない。
曖昧総合のよろずや、
駅前の大衆百貨店。
画一的な量販店、
同質のビッグストア。
1972年にダイエーが三越を追い抜いた。
この時には、大絶賛された。
そして1997年にピークを迎えた。
その後は揶揄され、そして貶められた。
イオンスタイルは、この業態改革に、
イノベーションをもたらそうとする。
スーパーマーケットも、
コンビニエンスストアも。
どんな業態も、
フォーマット改革は同じ。
考え方、方法は、
きわめてシンプル。
揶揄され、貶められたことの、
逆をやればいい。
あんまり豊富ではなさそうにみえて、
絶対にほしいものがある。
個性的で差異性に満ちた専門店、
ライフスタイルを提案する質販店。
アウトスタンディングなポジショニング。
とんがり★こだわり。
衰退業態は立地が限定される。
フォーマットへと分化していく。
この理屈の上に立てば、
これほど面白い実験仕事はない。
仮説、検証。仮説、検証。
Plan! Do! Check! Act!
そしてPractice Comes First!
実践躬行。
この時、現場主義を忘れてはならない。
そのために数字で表せ、数字で考えよ。
経験価値を重視せよ。
しかしそれを数字に置き換えよ。
数字で表現せよ、
数字で考察せよ。
≪結城義晴≫