若返れ!
時代と時代の節目のとき。
「断絶」を乗り切る武器は若い力である。
若さによってしか「時代の溝」は凌げない。
だから組織は若返るべきだ。
まず商人一人ひとりが自分を若返らせる。
さらにその商人の集団を若返らせる。
すると組織が若返る、会社が若返る。
産業全体が若返る。
コロナ禍によって生まれる「キャズム」は、
この2021年も継続する。
早ければ東京五輪までに片がつくか。
だが遅ければ2022年も続く。
その間に自らを刷新する。
「キャズム」を凌ぐ作業そのものが、
若返りにつながるような態勢をつくる。
若返りを前提にすべての経営戦略を策定する。
人を若返らせる。
店を若返らせる。
売場を若返らせる。
商品を若返らせる。
若さが「キャズム」を乗り越える早さの鍵を握る。
若さが「キャズム」を凌ぐ柔らかさの源である。
若さが「キャズム」をバネにする強さの礎である。
そして若さが企業の生命線である。
人よ、若返れ。
店よ、若返れ。
売場よ、若返れ。
商品よ、若返れ。
コロナ禍による時代の節目のとき。
この「断絶」を乗り切る武器は若い力である。
失敗を恐れぬ力によってしか「キャズム」は凌げない。
だから私たちは若返らねばならない。
〈結城義晴〉