テーマを資源化せよ!!
よくよくあなたがたに言っておく。
一粒の麦が地に落ちて死なない限り、
それはただの一粒のままである。
しかし、もし死んだならば、
豊かに実を結ぶようになる。
( 「ヨハネによる福音書」第12章24節)
一粒の麦はテーマである。
テーマは資源とみなされない限り、
それはただの一粒のテーマである。
しかし、もし資源化することができれば、
豊かに実を結ぶことになる。
コロナ禍パンデミック3年目の2022年。
大きく変わったことは目の前に横たわっている。
変わらなかったことも同じく目の前にある。
私たちはこの感染症の蔓延によって、
変わり続けていくテーマを知らねばならない。
消費意識と消費行動はどう変質するのか。
マーチャンダイジングはどう変貌するのか。
店やフォーマットはどう変革されるのか。
会社は、組織は、経営はどう変容するのか。
そしてあなた自身はどう変身するのか。
ドゥ・ハウス創始者の小野貴邦さんの言葉。
「過去から押しても怪獣は動かない。
未来から今日を引っ張ってやれば、
怪獣は動いてくれる」
怪獣は社会であり、経済であり、消費である。
コロナ禍の断絶によって、
過去から怪獣を押す必要はさらになくなった。
だからテーマの資源化を原動力にして、
未来から今日を引っ張ってやろう。
消費や市場という怪獣は必ず動き出す。
よくよくあなたがたに言っておく。
一粒の麦が地に落ちて死なない限り、
それはただの一粒のままである。
しかし、もし死んだならば、
豊かに実を結ぶようになる。
一粒の麦はあなたの観察であり着想である。
この一粒をテーマ資源化しない限り、
それはただの一粒のテーマである。
しかしもし資源化し、掘り起こすことができれば、
それは仕事に商売に豊かな実をつけることになる。
<結城義晴>