結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2024年10月23日(水曜日)

万代住之江公園店訪問と全日食躍進チェーン大会報告

朝の新幹線のぞみで新大阪へ。

大阪市住之江区へ。
9月17日にオープンした、
商業施設「アクロスプラザ住之江」を訪問
IMG_7204

1階に核店舗として
万代住之江公園店が出店。
月刊商人舎10月号で取り上げた。
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私はまだ見ていなかったので、
それを楽しみにしてやって来た。

入口を入ると左手にマクドナルド。
IMG_7216

右手には、万代グループのシグマ薬局。IMG_7217

そして万代の売場。
IMG_7214
高いスケルトンの天井と、
青果部門の低い陳列線。

広い通路幅で快適な買物環境だ。

最終コーナーのホールセールパンの売場。IMG_7209

予算を大きく上回り、
好調な滑り出し。
IMG_7213

駅前立地ということもあって、
夕方からピークがやってくる。

時田充則店長(左)と中野学グロサリーチーフ。IMG_8669
時田さんは万代カレッジ第1期生、
中野さんは今期開講中の9期生。

中野さんは目をキラキラさせて言う。
「カレッジで学んだことが、
この店のオープンのときに、
とても役に立ちました」

嬉しい限りだ。

頑張ってほしい。
この店は万代を代表する「顔」になるに違いない。

道路を挟んでドン・キホーテ。
万代が出てくるまでは、
繁盛店だったのだろう。IMG_7203

万代のポテンシャルの高い店に満足して、
定宿の大坂シェラトン都ホテルへ。
明日は万代カレッジの講義。

ハロウィンの飾りつけが出迎えてくれる。
IMG_E8672

18時から幹部の皆さんとの会食。
ホテル内の日本料理「うえまち」
IMG_8675
私の隣から河野竜一常務取締役、
和久正樹取締役、加藤隆取締役。

関西圏のスーパーマーケットの情勢、
来月出店するオーケー関西一号店への対応、
さまざまな情報交換で、
話は尽きなかった。

ちょっとショッキングな話も出た。

私がこのところ考えていた提案もした。

そしてなにより、
旬の食材を使った料理と、
おいしい日本酒。

実にいい気分だった。

締めは、鯛とキノコの炊き込みごはん。
おいしくておかわりした。大満足。IMG_E8677

私は12月号の企画を思いついた。

最後は揃って写真。IMG_E7224
ありがとうございました。

一方、東京では、
「全日食躍進チェーン大会」

山本恭広編集長が参加してくれた。
そのレポート。

ゆりかもめの台場駅で下車。
グランドホテルニッコー東京台場。
台場駅から直結している。z_nikko

会場は地下1階のパレロワイヤル。
チェーン大会は午後2時にスタート。z_hall

毎年、約2000人が参集する。
チェーン地区本部のメンバーを中心に、
取引先のトップや関係者が集まる。
全日本食品関係者は赤いジャケットを身に着ける。

大会は三部構成。
IMG_7230 (002)

第1部は記念講演、
第2部が躍進チェーン大会、
第3部が祝賀会。

午後2時から7時半までの5時間半のイベント。

それぞれの部ごとに、
ジュニアボードメンバーを中心とした、
3名が司会を担当する。

開会あいさつは木村健造さん。
全日食チェーン協同組合連合会代表理事理事長。z_kimura
北海道から沖縄、島しょ部まで、
加盟店ネットワークをもつ全日食。

その社会的な役割は重い。

続いて記念講演は柔道家の野村忠弘さん。
テーマは「折れない心」。z_nomura
1996年アトランタ、2000年シドニー、
そして2004年アテネのオリンピックで、
60kg以下級で3大会連続の金メダル。

アジア人史上初の三連覇。

オリンピックまでの4年間に起こる肉体の衰え、
ライバルの登場、技術の進化、
ルールの変更などすべてが逆風下だった。

そのなかでトップアスリートであり続ける難しさ。
これを二度も乗り越えた。

その心の持ち方をていねいに詳細に語った。

第2部はメインイベントの躍進チェーン大会。
全日本食品(株)平野実社長が、
大会会長として挨拶。z_hirano

全日食チェーンは創立63年目。
9月から第13次3カ年計画がスタートした。
「意識改革と原点回帰を目指した取り組み」。

そのうえで7つの活動方針を掲げた。

①小売主宰ボランタリーチェーン
②物流改革
③生産性向上と店経営の強化
④商品力強化
⑤拠点拡大
⑥地域貢献と持続性あるチェーン活動の推進
⑦VC価値観の越境への着手

組織活動の活発化と仕入れの数を読み切る体制。
チェーン活動に対する加盟店のエンゲージメントを
数値化する取り組みも始める。

その上で、取引先に対し強いコミットメント。

続いて来賓紹介では、
前列に並んだ来賓を一人一人紹介。

来賓の祝辞は甘利明、平将明、
そして小泉進次郎の3議員が予定されていたが、
衆議院総選挙直前のため欠席。

躍進チェーン大会を締めくくるのは、
名物の大会宣言。
全日食チェーンジュニアボードの高西邦明さん。
北海道会議元会長。z_sengen

約1時間の休憩をはさんで、
第3部の祝賀会がスタート。

開会あいさつは、
四国協議会代表理事の山下浩司理事長。

乾杯はハウス食品(株)川崎浩太郎社長。z_house
以降は歓談が続く。

最後はプリマハム㈱千葉尚登社長。
中締めと万歳三唱。z_banzai

最後の最後の中締めのあいさつは、
中国協同組合の岸本孝弘代表理事理事長。

約1600店のミニスーパーの店主、関係者、
そして取引先が結束を確認する場は、
今年も大いに盛り上がった。

明日の私は万代知識商人大学の講義。
いつもいつもその時点で最大のエネルギーを出す。
頑張ります。

<結城義晴>


1 件のコメント

  • 万代さんは、私にとって不思議なチェーンです。
    ライフさんやヤオコーさん、OKさんなどは、そのすごさを人に説明するのに苦労しないのですが、万代さんのすごさは、どうも人にうまく説明できないのです。お客さんにすごく愛されてるとか、現象面での説明にとどまって、なぜそんなに愛されてるのかを、何故かうまく説明することができないのです。
    不思議です。

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