【#838】アメリカ風「コールスローサラダ」
アメリカ風「コールスローサラダ」
~キャベツのおいしさを手軽に売り込む~
アメリカのおふくろの味
いくつかある中でも
コールスローは
人気の高いメニューで
アメリカ生まれの
「ケンタッキーフライドチキン」の
サイドメニューでも人気
材料の割合は
キャベツ 10
タマネギ 2
ニンジン 1
あればセロリ 少々
すべて粗いみじん切りにします
カットは
フードプロセッサーを使います
野菜の殺菌をします
熱湯でみじん切りをした
野菜をさっと短時間で茹でます
詳しくは次のワンポイントを
見てください
サッパリしたサラダの味が
鶏の唐揚げによく合います
唐揚げとセットにして販促も◎
コールスロー商品の泣きどころは
時間が経つと野菜から水分が出て
味が変わってしまうことです
ドレッシングはメーカーが出している
コールスロー専用のものを使います
これがこの商品のミソです
水が出てもトロミが変わらない
ドレッシングがあるのです
味の調整は砂糖などでします
★林廣美のワンポイント★
コールスローの一番の問題は、野菜惣菜としての「菌対策」です。薬品などを使って処理することもできますが、かなりハードな処理になるので、量がほどほどなら惣菜らしく、熱湯殺菌がおすすめです。グラグラと沸かしたたっぷりの熱湯に、みじん切りの野菜を入れて、ほぐして5~10秒ほど茹でます。すぐに冷水に入れて冷やして水を切り、冷蔵庫でよく冷やしてからドレッシングと合わせます。野菜処理工場から殺菌したみじん切り野菜を仕入れれば、茹でる等の殺菌作業をせずに、商品化できるのでおすすめです。
●林先生の家庭料理教室●
家庭でつくる場合は、ケンタッキーのように細かくみじん切りにする必要はありません。キャベツを適当に千切りにして、軽く塩をまぶして塩もみします。他の野菜も適宜に千切りにして同じく軽く塩もみします。多少水が出るので、水気を絞ってボウルなどに入れて、マヨネーズを多めに好みのドレッシングも加えて味を調えて、味付けをします。
アメリカのコールスローは「おふくろの味」。お好みのスパイスなどを加えて味付けしてもOKです。好きなようにつくって、たっぷりと野菜を食べる手づくりサラダです。
<By 林廣美>