【#839】手羽先ロースト香味焼き
手羽先ロースト香味焼き
~「グルメ クリスマス」のベスト提案です~
クリスマスには
丸ごとローストチキンも
良いけれど
今年は少人数・コスパも考えて
特製手羽先のローストチキンを
合わせて併売です
何でも値上がりを考えての
「安くて」「おいしい」クリスマス
ここでクイズを一つ
ローストチキンで
一番おいしい部分はどこ?
答えは「手羽先」です
一流の料理人は口を揃えて
「手羽先だよ」と言います
筋肉質なのに柔らかく
脂もほどほどで噛み応えも十分
味もなかなかよろしい
鶏一羽からたった2本の美味
極上グルメなのに
女性のウケがよろしくないのは
生っぽい鶏皮のブツブツかも
でもこんがりと焼き色がつけば人気
商品づくりはここが決め手です
最近はグルメの時代
手羽先ファンが増えてます
クリスマスはグルメの
手羽先グルメ「骨付きチキン」
とアピールするのがよろしい
ローストチキンは
スチコンで大量調理
次にきれいな焦げ目付け
まずは手羽先で技術習得
大量製造が可能です
手頃な価格で販売し
おいしさを覚えてもらって
店自慢の商品に仕立てます
★林廣美のワンポイント★
焼き物商品は、きれいなキツネ色の焦げ目がポイント。手羽先に火が通ったら、いったんスチコンを止めて、手羽先全体に「本味醂」を刷毛で塗ります。そして再加熱してローストを続けると、きれいな焦げ目が付きます。焦げ過ぎないように注意。そこが腕の見せ所です。
何回か「本味醂」を塗って焼き、得意な技を習得すれば、店自慢の商品に仕上がります。これからの惣菜は、こうした小さな技術を取り入れて差別化を計り、客を引き付けないと自慢店になりません。自店だけの自慢技術が決め手です。
●林先生の家庭料理教室●
林先生は、愛する妻のために毎日食事をつくっています。今までの技術を使って、時短料理に毎回挑戦しています。手羽先や手羽元を焼く時は、ポリ袋に肉を入れて、粉末のスープの素、水と麺つゆを少量、胡椒などのスパイスを入れて袋ごと手で揉み込み、冷蔵庫で保存。味が染みたらレンジでチン。火を通してから「本味醂」を塗ってオーブントースターで焦げ目を付ける。ポリ袋に汁が残っていたら、これもチンしてソースにします。皿にトマトなどのサラダと合わせて盛りつけ、くし切りのレモンをのせて出来上がり。漬け込んだ肉が余ったら、そのまま冷凍庫に。いざという時に役に立ちます。
<By 林廣美>