【#857】手づくり「鮭おにぎり」
手づくり「鮭おにぎり」
~ポイントは米の「浸漬」時間~
最近のお惣菜は
揚物をはじめとして
メーカー品が多くなって
惣菜って手づくりじゃあないの?と
疑問を持つ客が多いのです
そこでメーカー品ではなく
簡単に手づくりできる
店自慢のおにぎりで
人気回復を図ります
見た目が素人っぽくて
明らかに手づくりとわかる
商品が人気なのです
それがこの「おにぎり」です
失敗しない方法は
ただ一つ
まずは「おいしいご飯を炊くこと」
お米が注目されている今こそ
「ご飯炊き」が大切なのです
おいしいご飯の秘伝は
お米を水にしっかりと長時間
漬け込む面倒な「浸漬」です
「朝が早く、ご飯炊きの時間が無い…
無洗米で何とかなりませんか?」
残念ながらなりません
無洗米では競合店には勝てません
夏は1時間「以上」
冬は2時間「以上」
洗った米を水に漬けます
これが秘策です
「以上」という表現でわかるように
お米は水に長く漬けても
溶けたりはしません
余計には水を吸わないのです
ですから前の日から長々と
冷蔵庫保管で「浸漬」すれば
朝が早くても楽々ご飯炊き
おいしく炊けたご飯で
おにぎりを握る
鮭はフレークではなく
手切りで同じ大きさにカットし
スチコンで焼き上げて
ふわりと握った
白おにぎりに焼鮭を乗せ
おにぎりに仕上げます
海苔を巻いてラップで巻き
手づくり感とおいしさを強調
人気を出します
★林廣美のワンポイント★
「浸漬」の基本とは、米にしっかりと水を吸わせること。水の中で長く「浸漬」させるのです。午後など仕事が空いている時間に、次の日の用意をします。ガス釜など炊く時の決まっている分量(1釜分)の米を洗って、大きなポリ袋に入れて、袋の中の米よりもすこし多めの水を加え、空気を抜いて縛って冷蔵庫に保管します。翌日炊く回数に合わせて1釜分ごとに袋を分けておくと便利です。
生米は1.29倍まで水を吸収し、それ以上は水を吸いません。なので、長時間水に漬けても構わないのです。これで面倒なご飯炊きの作業システムを楽作業に変えることができます。
次の朝、浸漬させた米をザルにあけて水を切り、決められている分量の水を加えて、いつもの炊飯器でご飯を炊きます。たったそれだけでおいしいご飯が炊き上がります。とは握るだけで人気の商品ができます。
●林先生の家庭料理教室●
便利な無洗米ですが、食べて「おいしくない」という人に一言です。無洗米は面倒でも前日に水に漬けて冷蔵庫に入れましょう。普通の米よりも浸漬時間を長くする必要があるからです。洗わずに使える便利な無洗米ですが、水に漬けておく時間は必要なのです。便利だからといって、無洗米に水を加えてスイッチオンではおいしく炊けません。ですから前日から水に漬けておきましょう。
炊飯器に合わせて無洗米を計ったらポリ袋に入れ、米より少し上まで水を入れて、空気を抜いて、口を閉じて、冷蔵庫に入れます。次の日はザルにあけて水を切り、決められた水(炊くための分量の水)を加えて炊飯器で炊き上げます。
冷蔵庫で保管すれば2~3日は使えます。ロスはありません。今まで無洗米は「おいしくない」と思っていた人も見直すはずです。「浸漬」でおいしくなります。
<By 林廣美>