4月1週/ 4月2週/
●4月1週(3/31~4/6)の天候予測とMDポイント
週前半、東日本などで菜種梅雨
<概況>
週前半は日本の南に前線が停滞する。また6日(日)頃は日本付近を低気圧が通過する。
<天候解説>
週前半は日本の南の前線の影響で、すっきりしない天気の所が多く、特に前線に近い東日本の太平洋側では雨が降りやすいぐずついた天気となる。気温が低いため、内陸部の標高の高いエリアでは雪となる可能性もある。
週後半、北日本で一時的に冬型の天気分布となるが、5日(土)はほぼ全国的に晴れ間が見られる。一方6日(日)は低気圧通過により全国的に天気が崩れる。
気温は前半低めのところが多いが、週後半以降は気温が急速に上昇傾向となる。平年並みか高めの日が多くなる。
<ウェザーMDのポイント>
週前半はほぼ全国的に寒の戻り。すぐさま体を温められるスープ、レトルトおでんなどのホットメニューをおすすめしたい。
その後はまた気温が上向きとなるので、週前半と週後半で、積極的に売り込むメニューのテイストを変えたいところ。
なお週末は、日曜日に天気が崩れる予想なので、花見需要は土曜日に照準をあわせて積極展開。
●4月2週(4/7~4/13)の天候予測とMDポイント
天気は周期的に変化
<概況>
日本付近を低気圧、高気圧が交互に通過する。今のところ低気圧の通過する可能性が高いタイミングは、週半ばと週末頃。
<天候解説>
全般に3~4日程度の間隔で天気が崩れる可能性が高い。
気温は全般に平年より高めだが、天気の崩れるタイミングでは気温の上がり方が鈍るため、気温上下の波がある。
<ウェザーMDのポイント>
期間中、2回程度、日本付近を低気圧が進む予想。低気圧の通過コースや発達具合によっては荒れた天気となる可能性があるので、客足動向、交通機関への影響には念のため留意を。
またこの期間中の天気の崩れで、関東以西では桜がほぼ散ってしまう可能性が高く、この週末のお花見需要はだいぶ規模が縮小される見通し。月末からの大型連休に向けて、行楽用品、UVケア、殺虫剤などの売り込みにシフトがおすすめ。
<By 常盤勝美>