6月から値上げラッシュ。
食料品と飲食。

ホルムズ海峡封鎖の影響は、
食品値上げの22.7%に及ぶと試算されている。

日経新聞電子版。
「ガソリンとナフサ、
値動き『ワニの口』」

経済産業省発表の「4月の石油統計速報」

ガソリンとナフサのスポット価格は、
2月27日の価格を100とすると、
5月28日時点でガソリンは109.8、
ナフサは128.3。

生産量でみるとガソリンは10.9%減、
ナフサは22.8%減。

政府の窓口に届いたナフサなどの不足を訴える声は、
5月28日時点で約3200件にのぼる。

それが食品の値上げに影響を与えている。

政府からは相変わらず、
「節約」の呼びかけはない。

「積極財政」と「踏み込んだ節約」が、
一致しないかららしい。

メンツを気にしている時ではないと思うのだが。

さらに文春砲。
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このブログでは触れたくはないが、
正常な選挙が行われていなかったとしたら、
民主主義の根底が揺らぐ。

改正公職選挙法第152条第1項では、
「候補者及び後援団体による挨拶を目的とする有料
インターネット広告を禁止」している。

誹謗中傷の動画は禁止されていないのか。

朝日新聞「天声人語」

「不思議で、仕方がない。
なぜ高市首相は正面から
向き合おうとしないのだろうか」

「選挙戦で自らの陣営が
他候補を中傷する動画を
SNSに投稿したとする疑惑に対し、
はぐらかすかのような姿勢が目立つ」

「衆院選で多くが驚いたように、
候補者の動画がスマホに一方的に
流れてくる時代である」

「SNSの言説に投票が大きく左右される」

規制は必須だろう。

天声人語。
「もっと丁寧に、誠実に、
首相が説明してもいい話ではないのか」

これに対して、
朝日新聞の電子版上の「コメントプラス」
コラムのすぐ後に出ている。

本田由紀東京大学大学院教育学研究科教授が、
はっきりと言い切った。
「不思議だとかなぜだろうとか、
ぬるいことを書いていないで、
真っ向から批判してはどうか」

拍手、拍手。
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「新聞がここまで及び腰であるうちに、
選挙は壊れ、資源は途絶し、
情報統制は進み、
国はダッチロール状態にある」

全国紙も地方紙もひどく歯切れが悪い。
それこそが民主主義を後退させている。

さて読売新聞「時代の証言者」
鈴木幸一さんが1週間、
エッセイを書いている。

インターネットの草分け。
㈱インターネットイニシアティブ会長。

タイトルは「ネット開国に挑む」
その第4回。

「近年、大病をして人生を振り返って思うのは、
今の私の中核を形作ったのは、
小、中学生までの記憶や体験ということです」

「逆に言えば、それ以降はその殻にとどまり、
成長していないのかもしれません」

ん~、そういうことか。
自分を振り返ってみる。

「中学の時、冬休みになると、
家でNHKラジオの第2放送にかじりつき、
その年にドイツのバイロイト音楽祭で演奏された
ワーグナーのオペラに夢中になりました」

なんというか、大人びている。

「今では毎年のようにバイロイト音楽祭に出かけ、
ワーグナーの子孫の方々との交流も
生まれています」

「幼い頃から早寝早起きでしたが、
中学生になると、一転して
夜明けまで眠らず、
ひたすら本を読む習慣がついてしまいました」

「書店に行っては、
年齢不相応な本を買ってきたものです」

「ロシアの文豪ドストエフスキーやツルゲーネフ、
ドイツ文学にも親しみました」

「ゲーテ全集の中に小説『親和力』がありました」
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そのなかの一節。
「人は意味も無く
他人を不愉快にする
権利はない」

この言葉に中学生鈴木幸一は感動する。
「私の行動規範となりました」

「私が社会人になり、
相手の年齢や性別、職業に関係なく
付き合って酒を飲み、
新しい知識を吸収してこられたのは、
この言葉との出合いのおかげかもしれません」

意味もなく、
他人を不愉快にする、
権利はない。

「私は経験上、全ての知力の基礎は読書で、
本さえ読んでいれば、何とか、
頭は鍛えられると思います」

同感だ。

「考えてみれば、今の私の知識のほとんどは、
中学時代の読書によって培われたものです」

私はそれが高校や大学まで続いた。
鈴木さんのような「早熟」ではなく、
「晩熟」だったのだと思う。

それでも知識は読書から得た。

「今、幼少期から
スマートフォンなどの端末を使い、
オンラインゲームやSNSなどに
多くの時間を費やしてしまうことが
大きな社会問題になっています」

「IT業界に身を置く者として
発言しにくい部分はありますが、
小さい頃からスマホ漬けになるのは
危ない話だし、心配しています」

「コミュニケーションの道具として
効率的な使用を心がけるべきです」

「そうでないと、
本当なら知識や思い出として
脳に記憶するべきものが全て
電子機器に預けられてしまいます」

「人間が成長していく上で記憶は
本当に大切なものだと痛感します」

「薄っぺらい人間に成長しないか、
気掛かりです」

これについては同感だが最近、
あまり本を読まないのに、
優れた判断力をもつ天才を知った。

本を読むと言っても、
どんな本を読んだか、
どの程度、どんなことを理解したか、
記憶にとどめたか。

それによって人間の考え方が出来上がる。

「人は意味も無く
他人を不愉快にする
権利はない」

商売や仕事の基本であり、
人間の生き方の基本である。

〈結城義晴〉

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