ドナルド・トランプと習近平。
北京で会談。

世界はどちらに向かうのだろう。
そして日本はいったい、
どんなポジショニングを得るのだろう。

ラスベガスに来て3日目。
今日も朝8時から結城義晴のセミナ-。
ベーシックコースは、
毎朝8時から10時半まで時間をとって、
私は2時間、2時間半の講義をする。
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ラスベガスという都市がどのように変わっていったか。
その変遷と市場の変化を話す。IMG_6810

それから今日は働きがいのある企業ランキング。
さらに戦略論をたっぷり。IMG_6815

フォーマット論とポジショニング戦略。
そして競争理論。

あっという間に時間が来てしまった。IMG_6819

講義が終わるとすぐに調査に出かける。

まず、
ホールフーズ。
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タウンスクエア・ラスベガスは、
ライフスタイルセンターだ。

その核店舗がホールフーズだ。

ライフスタイルセンターは、
街並みのようにつくられた新しい商業施設である。
小売業の物販は高級品店、
それに洗練されたレストラン、
さらに映画館などのアミューズメント施設、
公園や噴水などを配する。
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ストリップに近いエリアで、
ここは観光客も訪れる繁盛店。IMG_6828

高いスケルトンの天井と美しい壁面。
ミートとシーフードの対面売場。
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色彩豊かにゾーニングして、コーナー化する。
ホールフーズの店づくりは斬新だ。IMG_6836

この店のイートインスペースでランチをとる。
サラダやホットデリ、スープなど、
セルフデリ売場でオーガニックフーズを購入し、
試食を兼ねた昼食をとる。IMG_6838
オーガニックをどのように味わったか。

次に向かったのは、
コストコ・ホールセール。
商品調査には欠かせない店だ。IMG_6844

昨年11月に開業したコストコ。
ラスベガス地区の6店舗目の倉庫店。IMG_6848

中央に広大なシーゾナル売場がある。
そこで迫力のプレゼンテーション。
ワクワクする売場だ。
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「PRODUCE」のサインの青果売場。
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部屋自体が冷蔵機能をもつ。
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コストコ仕様のパレチゼーションで、
ラック什器にのそのまま在庫する。
それが売場になる。

コストコは唯一無二のビジネスモデルで、
成長軌道を描く。
ウォルマートのサムズクラブが、
競争相手だがそのサムズを凌駕している。
恐れるものなし。
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近隣にアルディ。
こちらもオープンしたばかり。
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33%オフのフレッシュプロデュースで客を迎える。
オープン記念のプロモーションだ。IMG_6867

Las Vegasではまだまだ、
知名度が低いアルディ。
顧客は少ない。
しかし私たちにとっては視察しやすい。IMG_6868

奥壁面いっぱいに並ぶ冷蔵リーチインケース。IMG_6875

枠が細くて視認性に優れている。
アルディの新たな試みだ。
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冷凍食品は従来の枠太の冷凍ケースのまま。IMG_6879

これらコストコとアルディは、
アローヨ地区のウォルマートのすぐそばに出店した。
俄然、面白い競争エリアとなった。

一方、ウォルマートのスーパーマーケット、
ネイバーフッドマーケット。IMG_6883

青果売場の先頭にスイカを陳列。
ヒートアラームが発令されるラスベガスの暑さ。
だから、よく売れる。
しかもウォルマート価格だ。
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入口わきの壁面沿いにデリ売場。
対面方式でサンドイッチなどを販売する。IMG_6885

奥主通路にはずらりとリーチインが並ぶ。
スーパーセンターから非食品ゾーンを除いた、
フード&ドラッグ業態の店である。
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現在は近隣の顧客を迎えるとともに、
eコマースのピックアップ&デポ機能を果たす。

ウォルマートのライバル、
ターゲット。
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店前の駐車場にあるドライブアップ。IMG_6897

ネット注文品を顧客の車まで運びこむ。
カーブサイドピックアップ(Curbside Pickup)には、
ウォルマートもターゲットも丁寧に対応する。IMG_6899

ウォルマートの「青」に対して、
ターゲットのコーポレートカラーは「赤」。IMG_6905

食品はコンビニエンスニーズに対応する、
限定的な品揃えだ。
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「GRNERAL」と銘打ったコーナー。
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「GRAB AND GO!」をセールキャッチに、
さまざまな小袋菓子をまとめた。
面白い売り方だ。
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ターゲットはウォルマートに、
真っ向から対決はしない。

ウォルマートがやらないこと、
ウォルマートができないこと、
それを追求する。

視察の最後は、
トレーダー・ジョー。IMG_E2998

3日目にやっと真打登場?!IMG_6928

入口に殺菌・消毒用のウェットティッシュ。
ショッピングカートの持ち手部分の殺菌に使う。
コロナ後にも気にする人が増えているが、
それへの対応。
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周辺の牧歌的な風景が描かれた、
壁面のイラストの下では、
リーズナブル価格の切り花の展開。
テーブルフラワーとして、
あるいはギフトとして購入する顧客が多い。IMG_E2997

エンドには主に新製品を並べる。
従業員みんなで食べておいしいものは、
レジ前エンドで大々的にアピールする。IMG_E2992

SPRING has SPRUNG(春到来)をテーマに、
カラフルな新アイテムをアピール。IMG_E2990

コロナが終わって、
トレーダー・ジョーのワインは、
徐々に価格帯が上がっていた。
しかし今、10ドル以下のワインが増えた。
インフレの影響だ。

オーガニック・ミモザを関連陳列している。
スパークリングワインとオレンジジュースで、
ミモザカクテルを作ることができる。
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今回はナパバレーのカベルネを購入。
19.99ドルだが売価の3倍の価値がある。IMG_E2993
トレーダー・ジョーでは調査とともに、
買物に勤しんでしまう。

それがこの店の魅力である。

全員での3日目の視察を終了。

いったんホテルで解散して、
希望者だけで向かったのが、
イータリー。
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2020年にパークMGMホテルに開業。IMG_6930

2層の小ぶりな店舗で、喫食機能が強い。
だから観光客にも人気だ。IMG_6935

創業者のオスカー・ファリネッティは、
「市場であり、食堂であり、
学校であるような店」と言った。

団員にイータリーのことを教える。
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そしてイータリーのコンセプト。
「We cook what we sell, and We sell what we cook」
私たちは売っているモノを調理して食べてもらう。
そして私たちは調理して食べてもらうものを売る。IMG_E3011

私たち事務局は、
パスタとサラダを頼んで、
ビール、ワインを楽しんだ。
おいしいものをしっかり食べる。
それが海外研修時の事務局の活力になる。

国際的な日本のポジショニングに重ねて、
ラスベガスの小売業の競争の中の、
店のポジショニングを考え続けた。
(つづきます)

〈結城義晴〉

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