雨が降っている。

朝から東京千代田区六番町へ。

Ohmae@workビルの地下1階の研修室。
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OICグループの経営者育成塾での1日講義。
「社長100人プロジェクト」
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ビジネス・ブレークスルー(BBT)大学は、
次世代経営者育成のための専門教育機関だ。
大前研一氏が学長を務める。

その運営会社が㈱Aoba-BBTだ。

OICグループはこのAoba-BBTとのコラボによって、
2025年から第1期のプログラムをスタートさせた。

社内公募により選別された塾生たちは、
第1期が9人。

2年間のカリキュラムを学ぶ。
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1年目の総括講義は、
結城義晴が担当する。

テーマは、
「知識商人のマネジメント」IMG_4844
経営者に必須のドラッカーの考え方を講義する。

経営者に必須の思想、
マネジメント理論の転換、
ドラッカーの経営者の条件、
流通経営戦略論の4つの大テーマごとに、
10時から17時まで。

後列ではOICグループの人事総務本部の面々。
人材開発部教育担当のメンバー、
Aoba-BBTスタッフも聴講する。IMG_4850

現在のOICの経営者たちには、
20年にわたって講義をしてきた。
高木勇輔さん、福島道夫さんをはじめ、
相川博史さんや古家裕さん、柴田昇さん、
そして井上裕一さんなどなど。

さらにチーフ以上の人たちには、
アメリカ研修やロピア研修で、
何度も講義をしている。

だから同じことのエッセンスは、
次世代経営者たちに伝えなければならない。

倉本長治とピーター・ドラッカー。
両者に共通する思想。

それからマネジメント理論の転換。
これは経営者として知っておかねばならない。

ランチの後が本編。

ドラッカーの考え方の基本を語り、
最後は『経営者の条件』から、
最重要点を90分、語った。

ドラッカーは言い切る。
成果をあげる人間のタイプなどは、
存在しない。

しかし成果をあげる経営者に、
共通しているものがある。
それが「習慣的な力」である。

さらにその習慣的な能力は、
練習を重ねて習得することができる。

5つの習慣的な力。

それを丁寧にレクチャーした。 IMG_4863

講義が終わると、
ディスカッションの時間を設けた。

一人ひとりが意見や感想、決意を述べる。
それに対して他の塾生が意見を言う。
それを私がまとめていく。

経営者を目指す塾生たちだけあって、
積極的な意見が飛び交った。IMG_4859

最後はOICグループのための流通経営理論。
チェーンストア理論のエッセンス、
それからフォーマットとポジショニング。IMG_4869
1日の講義のご清聴を感謝したい。

最後は事務局のメンバー全員で写真。IMG_4877
左からOICの中野智之さん、大谷昌資さん、
浅野春佳さん、眞野さぎりさん、宍戸真郷さん。
Aoba-BBTの石橋孝一さん、松山真太郎さん。

こうしてOICグループに、
次々に若い経営者が育っていく。

それを見るのは楽しみだ。

さて、商人舎流通SuperNews。

イオンnews|
株式会社化100年スローガン「CHANGE for GOOD, Together.」

1926年9月に「株式会社岡田屋呉服店」が、
岡田屋六代目当主岡田惣一郎氏によって、
株式会社化した。

大正15年である。
私の両親が生まれた年、
渥美俊一先生、清水信次さんも、
この年の生まれだ。

岡田卓也さんは1925年生まれ。

それから100年を迎える。

イオン㈱はスローガンを掲げる。
「CHANGE for GOOD, Together.」
「株式会社という制度を通じて、
開かれた経営と透明性を追求してきた
歩みを示すとともに、これからも革新し続ける」
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1926年当時、四日市の岡田屋は、
「家業から企業」への転換を意図していた。
それが当時は珍しい株式会社化だった。
株主25名中、21名が従業員だった。

「従業員とともにつくる会社」として、
経営と事業の責任を明確にし、
開かれた経営をする先進的な姿勢を確立していった。

1973年には「社員持株制度」が導入され、
社員が株主として経営に参画する仕組みができた。

ウォルマートは初期のころから、
社員の持ち株比率が高い企業だ。
アメリカのパブリックスやウィンコは、
非上場の社員持ち株会社だ。

さら1985年には株主優待制度として、
「お客さま株主」の概念が導入された。

そのうえで「開かれた株主総会」を実施してきた。
株主が自由に参加できる総会だ。

現在の株主数は100万人を超えている。

社員・従業員と顧客が株主となる。
いい制度だと思うし、
私はこの制度の採用をお薦めしている。

OICもイオンもいい会社として、
成長を続けてもらいたいものだと思う。

〈結城義晴〉

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