1日中、横浜商人舎オフィス。

みんなで原稿執筆に勤しんだ。

成果は全体で1本の原稿だったが、
それぞれが自分の仕事を前に進めた。

来週、それが一気に爆発する。

夜はみんなでいきなりステーキ。
なかなかいいもんだ。

いろいろなアイデアが出た。

帰宅途中の、いつもの桜。
満開までもう少し。
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雨粒が花弁に乗っている。IMG_1531 (002)
今年の桜、楽しもう。

人声にほつとしたやら夕桜
〈小林一茶〉

久しぶりに「ほぼ日」の糸井重里。

「ぼくは年々、
忙しく働くようになっている」

なんとなく同感だ。

私も年々、忙しくなっている気がする。

「30代の頃だろうか、
いかにも『売れっ子』みたいに
見えていたろうなという時代があった」

凄いコピーライターだった。

「その時代には、たしかに
忙しいなぁと思っていたし、
そういう時期にやっていた仕事の量も
それなりにあった」

私も30代後半に編集長になって、
孤軍奮闘、ひどく忙しい思いをした。

「しかし、いまにして思えば、
あのくらいの仕事なら、
その後のじぶんだったら、
もっと軽々とこなせると思う」

わかる!

「自慢ではない、
じぶんのことだからわかるのだが、
そのときには『考えているつもり』ばかりの
『実はなんにもしてない時間』が、
ものすごくたくさんあったのです、
ほんとは」

「たくさんの時間を、
仕事のための助走ということにして、
遊んだり、他のたのしいことをして
過ごしていた」

「それはもう、寝る間も惜しんで、
仕事は少しして」

これもわかる。

「ただ、いまになってあらためてわかるのだが、
いまのじぶんという人間の基礎的な力は、
そんな時代に、そういう、
ムダな時間のなかでできたものだ」

「なにかを発想するときのクセとか、
やり方とかは、
あの、ほんとは仕事してなかった時代に
身につけたと思う」

「でもその後、特に『ほぼ日』以後は、
たくさんの時間が、
なにか役に立つことの方に、
振り分けられていった」

「ほんとに、あらゆる時間が
なにかの仕事の助走になり、
仕事をうまくいかせるための
勉強になっていった」

「いつも、
『もっとやれることがあるんじゃないか』
と、じぶん自身が監督になって、
じぶんを忙しくさせていった」

2008年に㈱商人舎をつくってから、
私も同じだった。

㈱商業界時代は、
会社を何とかしなければと働いた。

商人舎では「もっとやれる」と、
自分を忙しくさせていった。

ここで、糸井の「思考実験」

「たとえば、
『じぶんの仕事(だと思ってること)を、
2割減らしたら、
2割生産力が
上がるんじゃないかなぁ?」

「『仕事を減らすと生産力が上がる』
って、逆説が過ぎるか?」

「だけど、いまの時代に、
これ、本気で考えてみたいことだ」

私も、そう思う。

仕事量や仕事時間を2割減らす。
それでも仕事の成果は変わらないとしたら、
2割生産性はあがる。

糸井さんは最近、
AIのことがかり考えている。

「労働時間が稼ぎをつくる??
AI以降は、ちがってくるよね」

商人舎流通SuperNews。
そごう・西武news|
西武渋谷店9/30営業終了、60年の営業に終止符

他のメディアでも話題にしている。

西武渋谷店の営業は、
2026年9月30日で終了する。

土地建物権利者から、
賃貸借契約の終了を通知され、
明渡しを求められた。

西武渋谷店は1968年4月の開店。

以来、渋谷の中心地で、
約60年間、営業を続けてきた。

ただし百貨店としては狭い。
A館・B館・パーキング館。
3万1888㎡、1万坪弱。

田口広人(ひろと)そごう・西武社長。
1961年5月27日生まれの64歳。
85年4月に西武百貨店入社。

糸井重里考案の「おいしい生活」は1982年。
糸井、34歳の仕事。
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田口さんはその3年後の入社だ。

セブン&アイ・ホールディングスでは、
グループDX推進本部副本部長、
そごう・西武の取締役常務執行役員を経て、
2023年8月から現職。

「無念だ」

しかし、
「“シブセイ”のDNAは引き継ぐ」

本社員96人、契約社員134人は、
雇用を継続し、社内で配置転換を行う。

「2割を減らしたら、
2割生産力が上がる」

シブセイもこれだと割り切ったら、
未来が見えてくる。

DNAが残りさえすれば。

〈結城義晴〉

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