午前中は東京・小平。
3月の取締役会。
10年間、社外取締役を務めてきたが、
次の株主総会で退任することになった。
細貝理榮名誉会長からご指名いただいて、
及ばずながら非常勤の役員になった。
私なりの役割を、
担うことができたのだろうか。
私自身の勉強にもなった。
役員会が終わって、
横浜の商人舎オフィスに戻る。
夕方の4時に、
ブルーチップ㈱の皆さんが来社。
奥がおなじみの宮本洋一社長、
左は新規開発部長の平野一郎さん。
右は新規開発部長代理の谷﨑誠一さん。
真ん中はパートナーの杉村壽哉さん。
杉村さんは元サンヨー食品販売副社長。
開発や営業のプロフェッショナル。
とくに乾燥野菜の知見は深くて広い。
その杉村さんを中心に、
新規開発部が開発した商品が、
「いろんな料理をおいしくする具」
日本のコストコ全店の定番アイテムとなって、
この8カ月間で驚くほどの売上げを示す。
まさに製造が間に合わないほど。
この商品の背景から開発経緯など、
杉村さんから教えてもらって感動した。
このあと懇親会。
勢いに乗っていろいろアドバイスもした。
実に奇跡的な商品で、
これからが楽しみだ。
さて、MLB2025シーズンの開幕戦。
東京ドーム球場で開催された。
ロサンゼルス・ドジャースと、
シカゴ・カブス。
家に帰ってからビデオで見た。
ドジャースは、
大谷翔平が1番指名打者。
山本由伸は先発投手。
カブスは、
鈴木誠也が2番指名打者、
今永昇太が先発投手。
凄いことだ。
大谷は初回の第1打席でセカンドゴロ。
3回の第2打席はセカンド正面のライナー。
この二度の対決は今永が大谷を抑えた。
投手が変わって5回は、
1死一塁でライト前に鋭い初ヒット。
逆転のホームインをした。
6回の第4打席は空振りの三振。
3対1で2点をリードした9回は、
第5打席でライトへ二塁打。
そして4点目のホームを踏んだ。
今日は5打数2安打、2得点。
1番打者としての責任を果たした。
山本は直球が格段に早くなった。
最速97マイル(156キロ)。
5回を3安打1失点で勝利投手。
今永は被安打ゼロ。
1本もヒットを打たれなかった。
いい投球をしたが4四球を出して、
4回に69球で降板した。
それでも威力のある球を投げた。
鈴木は4打数無安打。
いわゆる4タコ。
しかしバットは振れていた。
いいゲームだった。
5対1でドジャースの勝利。
これから長いシーズンが始まる。
日本のプロ野球は、
だらだらしているという印象を、
あらためて感じさせられた。
鳴り物がないのがとてもいい。
打球の音、投球と捕球の音、
スライディングの音が球場に響く。
これがベースボールの醍醐味だ。
大谷翔平や山本由伸だけでなく、
私自身も充実した1日だった。
ありがとう。
〈結城義晴〉