ロピア吹田千里丘店の「進化」と万代知識商人大学第10期の前夜

朝から必死で原稿を書いて、
送った。
それから昼の東海道新幹線。
西に向かう。
2時ごろ新大阪駅に到着。
JRで千里丘へ。
商人舎流通SuperNews。
ロピアnews|
3/20「吹田千里丘店」/スーパービバホーム内に出店
3月20日のオープン。
大阪府内10店舗目。
関西営業本部で23店目。
2020年9月に第1号店を寝屋川に出して、
5年半が経過する。
寝屋川は島忠ホームズ内への出店、
今回はスーパービバホーム吹田千里丘店内。
スーパービバホームは、
2021年7月にオープン。
「スーパー」がついているように、
売場面積約8700㎡(2636坪)の、
大型ホームセンターだ。
共用で約530台の駐車場を備える。
そのなかでロピアは1800㎡(550坪)。
周辺はマンションが林立する巨大なマーケットだ。
しかも新規参入は難しいエリアである。
ロピアにとって安定した大繁盛店になるだろう。
屋根で覆われた店舗前のスペース。
顧客の行列を想定して、
三角コーンが並べられている。
3月20日の開業の日、
2000人以上の入店待ちの行列が、
昼過ぎまで続いた。
90〜120分待ちだった。
青果部門の八百物屋あづまは、
ワンウェイ方式。
とてもいい。
平日の午後3時。
普通のスーパーマーケットでは、
アイドルタイムだが、
この店は顧客でいっぱい。
最近のロピアは鮮魚部門がいい。
「日本橋魚萬」。
主菜2品、副菜2品。
惣菜部門は「GOCHISOU MARCHE」
惣菜は新規アイテムを導入して、
さらに充実している。
そして自慢の精肉部門。
「肉のロピア」
オリジナルブランドの「みなもと牛」をはじめ、
一頭買いによる特殊部位も多様な展開。
その売り方は全国に広がった。
パナソニック・スタジアムがそばにある。
だからイラストは、
肉の塊をサッカーボールに見立てて、
ヘディングを競うJリーガー。
関西デザイン室も楽しんでいる。
「肉汁やば!」のPOPは、
オリジナルブランドにつけられている。
子会社が増えて独自のブランドも増えた。
ユーラスの「やみつき肉餃子」699円。
冷凍食品売場は広い。
「LOPIA FROZEN」と名づけられている。
この大容量のパンが大人気。
1袋555円で1個当たり15.8円。
レジシステムが大きく変わった。
「現金のみ」だったものが、
「現金・アプリ支払いのみ」になった。
アプリ決済は2種類の支払い方法だ。
現金チャージとクレジットカードチャージ。
これで店頭レジではキャッシュレスも可能となった。
今年中に全店に導入される。
ロピアは昨2024年12月に、
アークランズとの業務提携を発表した。
「ビバホーム」と「ムサシ」の店内に、
優先出店権を獲得している。
さらにアークランズとは、
フランチャイズ契約を結んで、
2025年中に大阪府茨木市と兵庫県姫路市で、
店舗展開が進む。
ホームセンターとロピアは、
実に親和性が高い。
ロピアを見てから、
シェラトン都ホテル大阪へ。
定宿。
明日から万代知識商人大学第十期が始まる。
その前夜祭の懇親。
うまいビールとうまいワイン。
そして和食。
大いに盛り上がって、
話が弾んだ。
私の隣から河野竜一常務、
頓宮博取締役、
石川慎也人事部マネジャー。
300人を超える幹部候補生が巣立った。
万代の重要な役割を担うのが、
万代大学出身者ばかりとなった。
これからも多くの知識商人を生み出す。
それが私のライフワークです。
有難いことだ。
〈結城義晴〉
2 件のコメント
ロピアさんといい万代さんといい、結局、教育熱心な企業が勝ち残っていっている気がします。
学習する個人、学習する組織が、一番の競合優位性を築いていると思います。優れた戦略は一時的な競合優位性を築きますが、持続的な競合優位性を築くのは、やはり人財と組織文化だと思います。
素晴らしい、ご名答。
まったくその通りです。